SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE

Share Workout Spaceって知っていますか?

最近、何かとシェアって聞きますよね。
シェアハウス、シェアオフィス、カーシェア...しぇあしぇあしぇあしぇあしぇあ.....
そして、トレーニングスペースのシェアも広まりつつあります。

え?トレーニングジムをシェアするってどういうこと?
と思いますよね。
ここでシェアするジムは大手フィットネスクラブのような規模のジムではなく小規模なパーソナルトレーニングジムです。
昨今、当ジムのような小規模マイクロジムは都内を中心に増えています。
しかし、開業したはいいけどなかなかお客さんが増えず、軌道に乗らないという店舗も多いようです。
そういう活用出来ていない時間帯を他の方に使ってもらおうというものです。

当ジムで例えるならば、毎週水曜日と金曜日は定休日なので、その時間を有効に活用してもらうべく場所を必要としている人に使ってもらおうという事です。(そうする予定はありませんが...)
ジムオーナーからすると、活用出来ていない時間を使ってもらう事でレンタル料をとることができ、
レンタルする側からすると、わざわざリスクをとって自分の店舗を持たなくても仕事ができ、
お互いにとっていい事ですよね。

このようなシステムは、私がまだ自分の店舗をもっていない時には考えられないものでした。
これまではトレーナーとして活動し、お客さんにたいして指導するには基本的には以下の2つの選択肢しかありませんでした。
・自分の店舗を持つ
・大手フィットネスクラブと業務委託する

もちろん、自分の店舗をもてば場所には困りませんよね。
しかしながら、自分の店舗をもつというのは多くのトレーナーにとって現実的ではないでしょう。
だからといって、パーソナルトレーニングというサービスは場所があって成り立つものですので、それなりの器材が揃った場所がなければ仕事は成り立ちません。
そんな場合に、大手フィットネスクラブの場所を借りるというもう1つの選択肢があります。
大手フィットネスクラブのオーディション(試験)に合格すれば、そのクラブで活動する事ができます。
とは言っても、もちろん無料で借りれるわけではなく大体売上の2〜3割もっていかれます。

・自分の店舗を持つ
・大手フィットネスクラブと業務委託する
それぞれにおいてメリット・デメリットがありますが、トレーナーがフリーで活動するには数年前まではこの2つの選択肢しか基本的にありませんでした。

その2つしかない選択肢に食い込んできたのが、Share Workout Spaceです。
詳しくはこちらを→THE RERSON
Share Workout Spaceはレンタルしたその時間はまるで自分の店舗のように貸し切りで使えます。
そして、レンタル出来るジムは様々な場所にあるので、その都度必要に応じて場所を変える事も出来ます。
また、トレーニング料の設定次第では大手フィットネスクラブに委託するよりも売上も良くなる可能性もあります。

そんなわけで、私もたまに外部でトレーニング指導をする機会がありますので、先日あるレンタルジムに見学にいって登録もしました。
見学をした時点で、なにかとまだまだ改善出来そうな点はありましたが、このシステム自体はとてもいいモノだと思います。

自分の店舗を持たず、業務委託をしなくても、仕事ができるなんて良い時代になったなぁと思った反面、
・マイクロジムの経営って難しい
・トレーニングする場所はいっぱいある
ということも改めて感じました。

大手フィットネスクラブ、パーソナルトレーニングジム、シェア(レンタル)ジム、24Hジムなどトレーニングジム1つとっても様々な業態があり、役割も違ってきます。
それぞれの業態の特徴をしっかり理解し、いつでもお客さんに説明出来るようになっておく事もこの業界にいるものとして大事かなと思います。

数年前のように、
運動したい→フィットネスクラブ
という選択肢だけでは完全になくなりました。
自分の目的にマッチしたジムを選ぶにも知識や情報が必要です。


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オリンピックの抽選結果は全て落選でした...
普段、こういう抽選を申し込むような事をしないので、落選はしましたけど待っている間もなんだか楽しかったです。笑






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