SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
やっぱり、これからはジムを「利用する」時代
いよいよ2月からコンビニ大手のファミリーマートがジム併設店舗をスタートしますね。
詳しくはコチラ
これにより今まで以上にジムの存在が身近になり、トレーニングしやすい環境になるでしょう。
そして、コンビニの強みである24時間営業、そして他の会員制ジムに比べて月会費が安いところは、最近どんどん店舗数が増えているエニタイムフィットネスと似ています。
これらのジムは設備面からみても、高齢者にむけたより安全面重視のマシンだけではなく、ダンベルやバーベルを使ったフリーウェイトが充実しているところから現役世代中心で年齢層も若くなると予想出来ます。
事実、大手のフィットネスクラブにいってみたけど、高齢者の割合が多くてトレーニングする気にならないという意見も多く聞きます。
(高齢者や高齢者の割合が多いジムを否定しているわけではありません。これはこれで重要です。)
これから先、ますますフィットネスクラブのあり方が二極化していく事が考えられます。
高齢者中心の安全面を考慮したコミュニティージム
若い世代中心の割安で使い勝手がいいジム
このブログで、何度も書いていますが、
FIT&GOやエニタイムフィットネスのようなジムを最大限有効に活用しようとしたときに必要になってくるのが、
ある程度のトレーニングに関する知識や経験です。
トレーニングを全く知らない、はじめての方が人件費を削減した(つまりスタッフのいない)エニタイムフィットネスのようなジムに入会するのは、裸で登山にいくようなものです。
しかし、ある程度のトレーニングの知識や経験があり、やるべきトレーニングがはっきりしている人にとって、そもそもスタッフなんて必要ないですし、そのぶん安い月会費で利用出来るなんて願ったり叶ったりです。
FIT&GOにはマンツーマンでトレーニングを教えてくれるパーソナルトレーニングのサービスもあるようですが、それを選ぶのであれば、他のジムでも良くなってしまいます。
せっかくの割安な価格設定を活かすことが出来なくなってしまうんです。
24時間いつでも使えて、サービスを省いた分価格が安い(飛行機でいうLCCのような)ジムは今後もっと増えていくでしょう。
そのときに、それらのジムを最大限に活用出来る「術」を今の内から磨いておくのは現代の若い世代の方にとって有益になってくると思っています。
今の世の中、たいていのことはお金さえ払えばだれか専門職の人が変わりにやってくれます。
代行サービスです。
例えば、
税務関係は税理士に
車の運転も
最近は子どもの宿題まで...
しかしながら、「運動」という分野に関してはそういうわけにはいきません。
教えてもらうことは出来ても、結局は自分が動かなければなりませんよね?
この分野に関しては「丸投げ」が通用しません。
だったら、どうせ動くのなら
ただ言われた通り、指示通り、動くだけではなく
一人で今後トレーニングしていくことも視野にいれ、
何キロやせた
お腹ほそくなった
みたいな結果だけではなく、
トレーニングの方法を「学ぶ」ことが結局は長い目でみたときにお金も時間も労力もムダにしないですみます。
私のところに来て下さる方の中にも数名、自主トレ割りを活用して効率的なトレーニングを安く実施しています。
トレーニングジムが乱立する中で、どれだけクライアントを確保し、自分のところに留まらせておくかというのが一般的かもしれませんが、それはそのクライアントにとってベストとはかぎりません。
いろいろあるトレーニングジムを選択できる時代です。
最低限の知識や経験があれば、財産となり、選択肢の幅が膨らみます。
これからは、
色んなジムの業態に
「利用される」
のではなく、
「利用する」
よう心がけてみてはどうでしょうか。
どの分野でもそうだと思いますが、何も知らないと損している可能性があります。
知っていると、防げます。
他でもない自分の身体です。
ジムは
利用しましょう!