SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
動いたほうが早い
例えば、腰が痛いとなった時に選ぶ道は大きくわけて3つだと思います。
①マッサージや鍼などを含む治療をする。
②運動をする。
③何もしない。
だいたいこの3つです。
この際、③は置いときますが、①を選択するより②を選択したほうが結果として早く解決する場合があります。
ということを言うと、
「そりゃジムだからお客さん欲しさに運動したほうが良いって言うに決まってるだろうな...」
って思われるかもしれません。
まぁ実際それもありますが、事実そうなんです。
腰が痛くなる度に、マッサージや色んなところに行くと、その時は良くなるけどすぐまた痛みが出るという話はたくさん聞きます。
そういう方がトレーニングすると腰や肩の痛みがとれ、動きやすくなったというのも事実、このジムでもよくあります。
だいたいの場合、治療というのは元に戻す作業です。
つまりマイナス(痛みなど)をゼロ(元の状態)にするものです。
それに対して、トレーニングはマイナスまたはゼロをプラスにもっていく作業です。
常にマイナスとゼロの間を行き来するよりも、今の状態からプラスに持っていこうという考えのほうがポジティブでいいなぁ
というお話です。笑
ここで勘違いしてほしくないのは治療などを決して否定しているわけではありません。
確実にそれが必要な場合もありますし、上記であげた②よりも①を優先しなければいけない場合もあります。
ですが、その痛みやちょっとした不調が運動で解決できるのであれば、それに超した事はないと思っていますし、そうしてほしいという希望でもあります。
どこかを痛めている人に対して、トレーニングを進めると、
「いやいや、余計痛めちゃうよ!」
って思われてしまう場合がありますが、そうでない事もあります。
どこかに不調がある→①
だけではなく、②という選択肢もあります
ということを伝えたくて今回のブログを書きました。
自分が今何をするのがベストなのかも無料体験で確認する事ができます。
トレーニングをする事がベストでない場合、治療などの他の対策をオススメしています。
余談ですが、
掃除、洗濯、料理と色々ある家事の中で一番好きなのは料理だと、ある人は言っていました。
その理由は、
掃除や洗濯はゼロに戻す作業だけど
料理はゼロから何かを作り出すものだから。
なるほど...。
料理はクリエイティブなんだ。
そしてトレーニングもクリエイティブなんだ。