SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
さらばサッカー部
4年間にわたって指導させて頂いたサッカー部との契約が11月をもって満了となりました。
もともと僕を誘ってくれた監督が異動するまでということでしたのでわかっていたのですが、寂しいものです。
終わってみればあっという間だったなというのが正直なところですが、どの代も簡単ではなくてそれぞれ違った課題が次から次へと押し迫ってきて大変ではありましたが、それでも与えられた条件の中で選手達を強くしてきたという自負はあります。
こいつ、こんな重量扱えるようになったのか...と驚きを感じる程でした。
試合をすれば他校の先生から、「身体強くなったね」「身体大きくなったね」なども言って頂けるときもありました。
しかし、途中で辞めてしまう選手やさぼる選手も当然の事のようにでてきましたし、チームスポーツで勝利を目的にやっている以上全ての選手を公平に見る事はできないし、実際その事も伝えながらやってきました。
なので特にBチームの選手達には辛い思いをさせたかもしれないですが、そこから這い上がってくる根性、そんな状況でもやりぬく意思は今後絶対にムダにはならないし、ムダにしないように生きていかなければならないと思っています。
だからこそ、高校の部活は極力辞めないでほしい。
辞めると何も伝えられない。
4年間やっていれば良いシーズンもあれば、全く上手くいかないシーズンもありましたが、それら全部含めて良い経験となり、ここでも本当に勉強をさせて頂きました。
高校の部活という実に短い期間を前に勉強させてもらっている場合ではないのかもしれませんが、その時の事を糧にして一層いいサポートをこれから行っていきます。
監督、コーチをはじめスタッフ陣はトレーニングの重要性も理解して下さり、トレーニング指導において何のストレスもない状況を作って頂けました。
そもそも強豪でもない公立の学校にS&Cコーチがいる事自体極めて稀なケースです。
本当に貴重な場を設けて頂けた事に感謝しております。
当たり前ですが、選手たちに正しい知識や技術を与える前に、まず監督や指導者がそこの重要性に気づかなければ、選手にはいきつきません。
だからこそS&Cコーチという職業にとって、監督や技術コーチがトレーニングの事を知り、僕の指導をみる機会があるという事は重要です。
S&Cを知らない指導者はずっと知らないままですし、知った指導者はこの先もずっとそういう存在があることを知った上で指導していきます。
だからこそ、当たり前ですが下手な指導はできないわけです。
高校の部活を指導していると、社会人やプロに対しての指導とは違いトレーニングを教えているというよりもトレーニングを"通して"色んな事を教えている感覚です。
サッカーやトレーニングを通して得た色んなことを大学や社会で活かしてくれれば良いなと願っています。
というわけで、一旦このサッカー部とはお別れです。
サッカー部関係者の皆様、本当にありがとうございました。
また、高校の部活という短い貴重な時間に僕の指導を受けてくれた選手達、ありがとう。
-----------------------------------
しかし、この話にはもう少し続きがあるようです。
それは、また次回...
もともと僕を誘ってくれた監督が異動するまでということでしたのでわかっていたのですが、寂しいものです。
終わってみればあっという間だったなというのが正直なところですが、どの代も簡単ではなくてそれぞれ違った課題が次から次へと押し迫ってきて大変ではありましたが、それでも与えられた条件の中で選手達を強くしてきたという自負はあります。
こいつ、こんな重量扱えるようになったのか...と驚きを感じる程でした。
試合をすれば他校の先生から、「身体強くなったね」「身体大きくなったね」なども言って頂けるときもありました。
しかし、途中で辞めてしまう選手やさぼる選手も当然の事のようにでてきましたし、チームスポーツで勝利を目的にやっている以上全ての選手を公平に見る事はできないし、実際その事も伝えながらやってきました。
なので特にBチームの選手達には辛い思いをさせたかもしれないですが、そこから這い上がってくる根性、そんな状況でもやりぬく意思は今後絶対にムダにはならないし、ムダにしないように生きていかなければならないと思っています。
だからこそ、高校の部活は極力辞めないでほしい。
辞めると何も伝えられない。
4年間やっていれば良いシーズンもあれば、全く上手くいかないシーズンもありましたが、それら全部含めて良い経験となり、ここでも本当に勉強をさせて頂きました。
高校の部活という実に短い期間を前に勉強させてもらっている場合ではないのかもしれませんが、その時の事を糧にして一層いいサポートをこれから行っていきます。
監督、コーチをはじめスタッフ陣はトレーニングの重要性も理解して下さり、トレーニング指導において何のストレスもない状況を作って頂けました。
そもそも強豪でもない公立の学校にS&Cコーチがいる事自体極めて稀なケースです。
本当に貴重な場を設けて頂けた事に感謝しております。
当たり前ですが、選手たちに正しい知識や技術を与える前に、まず監督や指導者がそこの重要性に気づかなければ、選手にはいきつきません。
だからこそS&Cコーチという職業にとって、監督や技術コーチがトレーニングの事を知り、僕の指導をみる機会があるという事は重要です。
S&Cを知らない指導者はずっと知らないままですし、知った指導者はこの先もずっとそういう存在があることを知った上で指導していきます。
だからこそ、当たり前ですが下手な指導はできないわけです。
高校の部活を指導していると、社会人やプロに対しての指導とは違いトレーニングを教えているというよりもトレーニングを"通して"色んな事を教えている感覚です。
サッカーやトレーニングを通して得た色んなことを大学や社会で活かしてくれれば良いなと願っています。
というわけで、一旦このサッカー部とはお別れです。
サッカー部関係者の皆様、本当にありがとうございました。
また、高校の部活という短い貴重な時間に僕の指導を受けてくれた選手達、ありがとう。
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しかし、この話にはもう少し続きがあるようです。
それは、また次回...