SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
天下分け目のクーリングブレイク
最近は何かと慌ただしくて、まとめてトレーニングをする時間がとれないので仕事終わりに残っていた上半身種目だけをしてかえります。
そんな今日も部活指導と店での指導でした。
と、いうことは....?
選手権予選2回戦も勝ちました!
前半に2点ぶち込まれ、どうなるかと思いましたが、後半終了間際で追いつき、延長戦でものにしました!
ほんっとに心臓に悪いです。
何はともあれ勝てたのでよかったですが、炎天下での延長戦、しかも3日間で2試合ですので選手達の身体もかなりこたえています。
選手権予選は毎回こういう炎天下で行われるので熱中症など要注意ですが、今回からクーリングブレイクという制度が実施され、前後半の中間に1回ずつベンチまで入っての休憩がとれるようになりました。
今までは、給水タイムはありましたが、コートの外に出る事は許されずただ給水をするだけでした。
こういう風にどんどんおこりえる危険から選手達を守る制度ができてくれるのは助かります。
そして、このクーリングブレイクは選手達を危険から守るだけでなく、流れをも変えます。
いってみればバレーボールのタイムアウトのようなものです。もちろん好きなタイミングでとることはできませんが、負けているチームからしてみれば流れを変えるいい機会になります。
今回の勝利はこのクーリングブレイクがいいほうに働いてくれたのもあるなと個人的に思っています。
今日のトレーニング中も疲れが見られましたが、ここが踏ん張りどころなので調整プログラムではありますが、喝をいれてきました。
かわいい子どもを崖から突き落とす親ライオンの心境です。
次は佳境の3回戦目。
なんとかこの学校の歴史を塗り替えてほしいと祈るばかりです。
そんなわけで、仕事終わりの自主トレーニングも半ば願掛けみたいな感じでやりました。
トレーニングの背景には科学が必要ですが、応援する気持ちとしては祈ったり、願掛けしたりと正反対です.....
熱い夏は続きます。
頑張っている選手達に幸あれ!