SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
ストレッチについて再考した結果、ストレッチ最高じゃん!
今回の内容にいく前に、少し前に書いた記事である、
「ストレッチってどのくらいやれば効果でるの???」
を先ずはご覧下さい。
その記事でも紹介させていただいたストレッチの研究者でもある中村先生が出ているYouTubeの動画があったので今回はそちらを紹介します。
ストレッチに関して興味はあるけど、文章で読むのはちょっと....という方も是非一度ご覧ください!
その上で、やっぱりこの記事も読んでもらえると嬉しいです。笑
・前編
・後編
前編と後編がありますが、内容を箇条書きで簡単にまとめると以下のような感じかなと思います。
↓↓↓
・筋肉の硬さの違いは、痛みに対する我慢強さの違い
・腱は簡単には伸びない
・関節の可動域を上げるためのストレッチは30秒がオススメ、年配の方であれば60秒
・筋肉の柔軟性を上げるためのストレッチは120秒で週3回以上がオススメ
・柔軟性が上がった後の持続時間は5分〜10分程度
・ストレッチは怪我の予防にはならない。(筋肉系の怪我の予防には少しなるかも?)
・ストレッチは疲労回復効果はないが、「疲労感」は回復するかも
・ストレッチはリラクゼーション効果はないが、「リラックス感」はあるかも
・姿勢良くする為にはストレッチだけではなくトレーニングも必要
・ストレッチの強度はできれば強い方がいい
・ストレッチは筋肉痛に効果はない
・ストレッチは筋力の回復効果はない
ざっくりとこんな感じです。
動画を見てもらっても、それをまとめたこの文章を見てもらっても....
「ストレッチってやる意味なくね??」
と感じてしまう方も多いかもしれません。
動画のコメント欄にも、これまでストレッチの効果を信じてやってきたであろう人たちからこの動画の内容に対する否定的なコメントも多数見られました。
しかし、
「じゃあストレッチやらなくていいな」
「ストレッチをこれまでやってきて効果も出ているので、この動画の内容は信じない」
これらの反応はどちらも間違っていると個人的には思います。
確かに、動画の内容から伝わるのは、
ストレッチがあれにもこれにも効果がない。〜感という主観的なところにだけ効果が見られる。
というものです。
しかし、落ち着いて考えてみればわかるかと思いますが、
そもそもストレッチは筋肉を伸ばすものです。
怪我の予防や疲労回復ということに関しては、勝手にストレッチを神格化してしまっているだけです。
また、当然筋肉を伸ばす"だけ"では姿勢は保てませんよね。
これに関しては、かなり前ですがブログでも同じような内容を書いていました。
→良い姿勢を維持するのも筋力が前提条件
そして、多くの人がおそらく引っかかった点として、
「疲労」と「疲労感」の違いがあるのではないでしょうか?
「疲労」には効果がないけど「疲労感」には効果があるってどういうこと?
これについて、タイミングよく最近読んだ書籍である、『疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた』にも書かれていたので一部抜粋いたします。
-----
一般的に使用される用語である「疲労」には、2つの意味が含まれています。
疲れたという感覚である「疲労感」と、疲労感の原因となる「体の障害や機能低下」です。
このうち、科学の対象としやすいのは、後者のほうです。
------
つまり、ストレッチは「体の障害や機能低下」を回復させる効果は今のところないとされていてるけど、疲れたという感覚を回復させることに関しては効果があるかもしれないということです。
科学の分野ではこの「感覚」というものを扱えるほどは発展していないとも書かれています。
ですから、ストレッチをした後に感覚として
・疲れがとれる
・リラックス効果が感じられる
・筋肉が伸びて気持ちがいいという
感覚があれば十分ストレッチをやる意味があるはずです。
また、
「ストレッチをこれまでやってきて効果も出ているので、この動画の内容は信じない」
という反応も的外れです。
動画の雰囲気として、ストレッチ使えねーみたいな感じになっていますが、
痛みになれるからという理由だろうが何だろうが、30秒や120秒かけてこまめにやることでより関節可動域や柔軟性が上がるという「研究結果」が出ています。
この結果はとても大事にする必要があります。
ストレッチの効果は感じていたけど、無駄にやりすぎているようであれば時間を少し減らして他のことにも回せますし、先ほども書いたように主観でも何でも実感があれば続ければいいのです。
また、動画の中で怪我しやすい・しにくいの違いはストレッチをやる・やらない、ということよりも自分でしっかり考えながらコンディションを把握することが大事(研究結果ではない)という話もあって、まさに前回書いたブログの内容に通じることでした。
→W-upセットは自分と向き合う時間!
大事な事は、動画でも伝えている通り「盲信」しない事です。
そこのところを受け入れることなくストレッチを必要以上に信じ込んでしまうことで、実は他のことでポジティブな効果が出ていたことに気づかないようなことがあればもったいないですよね。
結論、
ストレッチは正しくやれば
・可動域、柔軟性がちゃんと上がる
・気持ちがいい、疲れがとれる、など実感があれば積極的にやるのがいい
・実感もなく、研究結果でも効果がないものに時間を費やす必要はない
って事です。
ストレッチ、最高じゃない!?
感情に流されず、適切に判断し取り入れていきましょう!
目的はストレッチをすることではなく、柔軟性を上げることだったり良い感覚になることのはずですよね!
「ストレッチってどのくらいやれば効果でるの???」
を先ずはご覧下さい。
その記事でも紹介させていただいたストレッチの研究者でもある中村先生が出ているYouTubeの動画があったので今回はそちらを紹介します。
ストレッチに関して興味はあるけど、文章で読むのはちょっと....という方も是非一度ご覧ください!
その上で、やっぱりこの記事も読んでもらえると嬉しいです。笑
・前編
・後編
前編と後編がありますが、内容を箇条書きで簡単にまとめると以下のような感じかなと思います。
↓↓↓
・筋肉の硬さの違いは、痛みに対する我慢強さの違い
・腱は簡単には伸びない
・関節の可動域を上げるためのストレッチは30秒がオススメ、年配の方であれば60秒
・筋肉の柔軟性を上げるためのストレッチは120秒で週3回以上がオススメ
・柔軟性が上がった後の持続時間は5分〜10分程度
・ストレッチは怪我の予防にはならない。(筋肉系の怪我の予防には少しなるかも?)
・ストレッチは疲労回復効果はないが、「疲労感」は回復するかも
・ストレッチはリラクゼーション効果はないが、「リラックス感」はあるかも
・姿勢良くする為にはストレッチだけではなくトレーニングも必要
・ストレッチの強度はできれば強い方がいい
・ストレッチは筋肉痛に効果はない
・ストレッチは筋力の回復効果はない
ざっくりとこんな感じです。
動画を見てもらっても、それをまとめたこの文章を見てもらっても....
「ストレッチってやる意味なくね??」
と感じてしまう方も多いかもしれません。
動画のコメント欄にも、これまでストレッチの効果を信じてやってきたであろう人たちからこの動画の内容に対する否定的なコメントも多数見られました。
しかし、
「じゃあストレッチやらなくていいな」
「ストレッチをこれまでやってきて効果も出ているので、この動画の内容は信じない」
これらの反応はどちらも間違っていると個人的には思います。
確かに、動画の内容から伝わるのは、
ストレッチがあれにもこれにも効果がない。〜感という主観的なところにだけ効果が見られる。
というものです。
しかし、落ち着いて考えてみればわかるかと思いますが、
そもそもストレッチは筋肉を伸ばすものです。
怪我の予防や疲労回復ということに関しては、勝手にストレッチを神格化してしまっているだけです。
また、当然筋肉を伸ばす"だけ"では姿勢は保てませんよね。
これに関しては、かなり前ですがブログでも同じような内容を書いていました。
→良い姿勢を維持するのも筋力が前提条件
そして、多くの人がおそらく引っかかった点として、
「疲労」と「疲労感」の違いがあるのではないでしょうか?
「疲労」には効果がないけど「疲労感」には効果があるってどういうこと?
これについて、タイミングよく最近読んだ書籍である、『疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた』にも書かれていたので一部抜粋いたします。
-----
一般的に使用される用語である「疲労」には、2つの意味が含まれています。
疲れたという感覚である「疲労感」と、疲労感の原因となる「体の障害や機能低下」です。
このうち、科学の対象としやすいのは、後者のほうです。
------
つまり、ストレッチは「体の障害や機能低下」を回復させる効果は今のところないとされていてるけど、疲れたという感覚を回復させることに関しては効果があるかもしれないということです。
科学の分野ではこの「感覚」というものを扱えるほどは発展していないとも書かれています。
ですから、ストレッチをした後に感覚として
・疲れがとれる
・リラックス効果が感じられる
・筋肉が伸びて気持ちがいいという
感覚があれば十分ストレッチをやる意味があるはずです。
また、
「ストレッチをこれまでやってきて効果も出ているので、この動画の内容は信じない」
という反応も的外れです。
動画の雰囲気として、ストレッチ使えねーみたいな感じになっていますが、
痛みになれるからという理由だろうが何だろうが、30秒や120秒かけてこまめにやることでより関節可動域や柔軟性が上がるという「研究結果」が出ています。
この結果はとても大事にする必要があります。
ストレッチの効果は感じていたけど、無駄にやりすぎているようであれば時間を少し減らして他のことにも回せますし、先ほども書いたように主観でも何でも実感があれば続ければいいのです。
また、動画の中で怪我しやすい・しにくいの違いはストレッチをやる・やらない、ということよりも自分でしっかり考えながらコンディションを把握することが大事(研究結果ではない)という話もあって、まさに前回書いたブログの内容に通じることでした。
→W-upセットは自分と向き合う時間!
大事な事は、動画でも伝えている通り「盲信」しない事です。
そこのところを受け入れることなくストレッチを必要以上に信じ込んでしまうことで、実は他のことでポジティブな効果が出ていたことに気づかないようなことがあればもったいないですよね。
結論、
ストレッチは正しくやれば
・可動域、柔軟性がちゃんと上がる
・気持ちがいい、疲れがとれる、など実感があれば積極的にやるのがいい
・実感もなく、研究結果でも効果がないものに時間を費やす必要はない
って事です。
ストレッチ、最高じゃない!?
感情に流されず、適切に判断し取り入れていきましょう!
目的はストレッチをすることではなく、柔軟性を上げることだったり良い感覚になることのはずですよね!