SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
美味しいコーヒーを飲むことも、効果的なトレーニングを受けることもできない時代なのか???
最近SNSで以下のような発信を見かけました。
「独立型パーソナルトレーナーに必要な能力の優先順位は
①マーケティング
②コミュニケーション能力
③一般常識
④トレーニング指導
⑤食事指導
なのに、④と⑤しか勉強しないから失敗する人が多い。」
発信していたのは、私は面識ない方ですがパーソナルジムなどを複数経営されている方のようです。
この発信...
どう思いますか...??
その通りなんですよ!
全くもってその通り!
急に話変わりますが、東京や神奈川で美味しいコーヒー飲むのってめちゃくちゃ難しいんですよ。(いや、話変わりすぎやろ。笑)
なんで難しいかって、コーヒー屋さんがないから??? 違います。
単純に美味しいコーヒーが淹れられない。淹れなくてもやっていける(淹れる必要がない)。からなんだと思います。
スタバはコーヒー屋さんじゃなくてサードプレイス。という話は有名で、そもそも美味しいコーヒーを淹れようとしていないと言われてしまえばそれまでなんですが。
大手カフェチェーンならまだしも、そうじゃない小規模なコーヒー屋さん(何ならコーヒー推し)でも美味しくないところがほんとに多い(好みの問題ももちろんありますが、そういうレベルじゃなくて)...店内や店員さんのファッションはやたらスタイリッシュでグッズなんかもおしゃれだったりするのですが、肝心のコーヒーはというと...........
なのに若者や外人で賑わってたりするんですよね。コーヒーの味なんてもとめてないんですよね。
もうおわかりかもしれませんが、話は変わるといいましたが実は変わってなくて、さっきあげた能力の優先順位が大きく関わってると思います。
さっきの④⑤の部分にコーヒー抽出などの技術的な部分がくるだけなんですよね。
逆に言うと、マーケティングがしっかりしていればコーヒーがまずくてもやっていけちゃう。
というか、コーヒーの味とか気にしない人たちをターゲットにしている。
お店をやっていこうと思ったら、上記の優先順位は本当その通りだと思いますし、実際にこれまでやってきた中でもそれを実感します。
しかし、やっぱり私は美味しいコーヒーが飲みたい!少々コミュ障の店員さんだったとしても、コミュ力長けてて不味いコーヒー淹れる店員さんのほうがヤダ!なんでも知ってるけど不味いコーヒー淹れるより、何にも知らなくて美味しいコーヒー淹れてくれるほうがいいです。
で、パーソナルトレーニングに関しても私の考え方は同じです。
昔からパーソナルトレーナーはホスト。パーソナルトレーナーはエンターテイナーであるべき。なんて言います。
言っていることはわかります。
私がフィットネスクラブで働いていたときも、トレーニング内容とか二の次で話を聞いてもらいたいみたいな人は一定数いました。
確かに、話をきいたり、楽しませたりも重要。
しかしながら、私は「トレーニングを教えたい」のです。
私にとっては
「トレーニングを教える」ためのコミュニケーション能力であり、
「トレーニングを教える」ための一般常識です。
コミュニケーション能力や一般常識に「トレーニングを教える」ことがおまけでぶら下がっているわけではありません。
ですので、
「パーソナルトレーナーに必要な能力の優先順位は
①マーケティング
②コミュニケーション能力
③一般常識
④トレーニング指導
⑤食事指導
じゃなくて、気持ち的には
「パーソナルトレーナーに必要な能力の優先順位は
①マーケティング
①コミュニケーション能力
①一般常識
①トレーニング指導
①食事指導
っていう感じです。
しかしながら、現実はそういう専門知識・技術は二の次でマーケティングなどを優先していかないと東京や神奈川などで固定費が大きくかかるところでは生き残れないってことなんでしょうね。
そう考えると、
そういう場所で美味しいコーヒーを飲んだり、ちゃんとしたパーソナルトレーニングを受けられるお店を探すのはほんとに難しい時代になっているということですよね。
そういう店ってマーケティング下手で宣伝下手で見つからないし、地方とかでひっそりやってたりするから。笑
(※私の店が暗にちゃんとしたジムと言っているのではありませんよ。ただはっきり言えることはマーケティングってなに?笑)
コーヒーは一回飲んでみて不味かったらもう行かなければいいだけですが、パーソナルトレーニングなどトレーニングの良し悪しは特に素人にはなかなか判断がつかないことが考えられるので厄介です。
そういうこともあってか、最近こういう問題もおきてます。
で、何が言いたいかといいますと、時代的にマーケティングが一番大事なことに異論はありませんが
だからと言って④とか⑤を疎かにしていいわけではないこと。
自分は何がしたくて開業したのかを忘れてしまうと、いくら仕組みが素晴らしくても提供しているサービスの内容が伴っていなければ顧客の満足は得られないかなと思います。
でもこんなこと言っても店側は変わりません。
楽して稼ごうなんて考えてる人はいっぱいいるわけで。
じゃあどうするかって、行く側(お客さん)が変わるしかないんです。
前々から、ジム選びやトレーニングに関しても情報リテラシーの大切さを書いていますが、結局そこなんだと思います。(コレとかコレとか)
コーヒー屋さんもパーソナルトレーニングジムもどんどんできています。
ちゃんとしたところで自分の目的とあう店を探し出すのは大変かもしれませんが、楽せずに情報を取りにいってみてください。
あなたは、
美味しいコーヒーを飲みたいですか?
おしゃれな空間で一息つければいいですか?
トレーニングを教わりたいですか?
話を聞いてもらえればいいですか?
今回はSNSでパーソナルトレーナーに必要な能力の発信を見かけたので、お客さん側の立場も踏まえて自分の考えを書いてみました。
でもこういう考えを文章にするの本当に難しい...
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開業し継続するにはいろんな能力を磨く必要があることが再確認できました。
まだまだな部分だらけです...
マーケティング、宣伝下手なこの店のブログに出会えたあなたはラッキーですよ!!笑
「独立型パーソナルトレーナーに必要な能力の優先順位は
①マーケティング
②コミュニケーション能力
③一般常識
④トレーニング指導
⑤食事指導
なのに、④と⑤しか勉強しないから失敗する人が多い。」
発信していたのは、私は面識ない方ですがパーソナルジムなどを複数経営されている方のようです。
この発信...
どう思いますか...??
その通りなんですよ!
全くもってその通り!
急に話変わりますが、東京や神奈川で美味しいコーヒー飲むのってめちゃくちゃ難しいんですよ。(いや、話変わりすぎやろ。笑)
なんで難しいかって、コーヒー屋さんがないから??? 違います。
単純に美味しいコーヒーが淹れられない。淹れなくてもやっていける(淹れる必要がない)。からなんだと思います。
スタバはコーヒー屋さんじゃなくてサードプレイス。という話は有名で、そもそも美味しいコーヒーを淹れようとしていないと言われてしまえばそれまでなんですが。
大手カフェチェーンならまだしも、そうじゃない小規模なコーヒー屋さん(何ならコーヒー推し)でも美味しくないところがほんとに多い(好みの問題ももちろんありますが、そういうレベルじゃなくて)...店内や店員さんのファッションはやたらスタイリッシュでグッズなんかもおしゃれだったりするのですが、肝心のコーヒーはというと...........
なのに若者や外人で賑わってたりするんですよね。コーヒーの味なんてもとめてないんですよね。
もうおわかりかもしれませんが、話は変わるといいましたが実は変わってなくて、さっきあげた能力の優先順位が大きく関わってると思います。
さっきの④⑤の部分にコーヒー抽出などの技術的な部分がくるだけなんですよね。
逆に言うと、マーケティングがしっかりしていればコーヒーがまずくてもやっていけちゃう。
というか、コーヒーの味とか気にしない人たちをターゲットにしている。
お店をやっていこうと思ったら、上記の優先順位は本当その通りだと思いますし、実際にこれまでやってきた中でもそれを実感します。
しかし、やっぱり私は美味しいコーヒーが飲みたい!少々コミュ障の店員さんだったとしても、コミュ力長けてて不味いコーヒー淹れる店員さんのほうがヤダ!なんでも知ってるけど不味いコーヒー淹れるより、何にも知らなくて美味しいコーヒー淹れてくれるほうがいいです。
で、パーソナルトレーニングに関しても私の考え方は同じです。
昔からパーソナルトレーナーはホスト。パーソナルトレーナーはエンターテイナーであるべき。なんて言います。
言っていることはわかります。
私がフィットネスクラブで働いていたときも、トレーニング内容とか二の次で話を聞いてもらいたいみたいな人は一定数いました。
確かに、話をきいたり、楽しませたりも重要。
しかしながら、私は「トレーニングを教えたい」のです。
私にとっては
「トレーニングを教える」ためのコミュニケーション能力であり、
「トレーニングを教える」ための一般常識です。
コミュニケーション能力や一般常識に「トレーニングを教える」ことがおまけでぶら下がっているわけではありません。
ですので、
「パーソナルトレーナーに必要な能力の優先順位は
①マーケティング
②コミュニケーション能力
③一般常識
④トレーニング指導
⑤食事指導
じゃなくて、気持ち的には
「パーソナルトレーナーに必要な能力の優先順位は
①マーケティング
①コミュニケーション能力
①一般常識
①トレーニング指導
①食事指導
っていう感じです。
しかしながら、現実はそういう専門知識・技術は二の次でマーケティングなどを優先していかないと東京や神奈川などで固定費が大きくかかるところでは生き残れないってことなんでしょうね。
そう考えると、
そういう場所で美味しいコーヒーを飲んだり、ちゃんとしたパーソナルトレーニングを受けられるお店を探すのはほんとに難しい時代になっているということですよね。
そういう店ってマーケティング下手で宣伝下手で見つからないし、地方とかでひっそりやってたりするから。笑
(※私の店が暗にちゃんとしたジムと言っているのではありませんよ。ただはっきり言えることはマーケティングってなに?笑)
コーヒーは一回飲んでみて不味かったらもう行かなければいいだけですが、パーソナルトレーニングなどトレーニングの良し悪しは特に素人にはなかなか判断がつかないことが考えられるので厄介です。
そういうこともあってか、最近こういう問題もおきてます。
で、何が言いたいかといいますと、時代的にマーケティングが一番大事なことに異論はありませんが
だからと言って④とか⑤を疎かにしていいわけではないこと。
自分は何がしたくて開業したのかを忘れてしまうと、いくら仕組みが素晴らしくても提供しているサービスの内容が伴っていなければ顧客の満足は得られないかなと思います。
でもこんなこと言っても店側は変わりません。
楽して稼ごうなんて考えてる人はいっぱいいるわけで。
じゃあどうするかって、行く側(お客さん)が変わるしかないんです。
前々から、ジム選びやトレーニングに関しても情報リテラシーの大切さを書いていますが、結局そこなんだと思います。(コレとかコレとか)
コーヒー屋さんもパーソナルトレーニングジムもどんどんできています。
ちゃんとしたところで自分の目的とあう店を探し出すのは大変かもしれませんが、楽せずに情報を取りにいってみてください。
あなたは、
美味しいコーヒーを飲みたいですか?
おしゃれな空間で一息つければいいですか?
トレーニングを教わりたいですか?
話を聞いてもらえればいいですか?
今回はSNSでパーソナルトレーナーに必要な能力の発信を見かけたので、お客さん側の立場も踏まえて自分の考えを書いてみました。
でもこういう考えを文章にするの本当に難しい...
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開業し継続するにはいろんな能力を磨く必要があることが再確認できました。
まだまだな部分だらけです...
マーケティング、宣伝下手なこの店のブログに出会えたあなたはラッキーですよ!!笑