SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE

トレーニング始めるのを後回しにしてしまう方に知ってほしい考え方。

世の中には2種類のものがあって、
一つは自分ではどうにもならないこと。
そして、もうひとつは
自分でどうにかできること。

かなり壮大な入り方をしてしまいましたが、何が言いたいかというと...

年齢を重ねることや、死というものは免れないし自分ではどうしようもないことだけれど、加齢に伴う筋肉量の減少などを主とした体組成や身体機能の衰えに対しては、止めることができるというわけではないけど自分でやれることがある。

ということです。

適切なトレーニングをしていけば高齢だとしても身体機能にポジティブな変化は当然起こりますし、メカニズムに関してはまださらなる研究が必要とされていますが、認知機能に関しても改善するという報告もあります。

落ち着いて考えてみるとこれってすごいことです。
皆さんご存知の通り、顔や身長ってもうどうにもならないですよね。
私もできることなら、竹野内豊みたいな顔で、身長も八村塁とまでは言わなくても180cmくらいいってほしかったです。笑
でも、これはもうどうにもならない。

しかし、体型は?
自分で選べるんですよ。
また、見た目の部分だけではなくパワーや筋力などといった身体能力の部分でも限界はありながらも自分でどうにかできる範囲はありますし、先ほど書いた加齢に伴う身体能力の減衰も自分でどうにかできる範囲はしっかりあるんです。

自分ではどうにもならないことばかりに目を向けがちですが、一方で自分でどうにかできる部分に対しては向き合おうとしないことって多々ありますよね。(知らんけど。)

自分しだいでポジティブな変化を起こせることが解明されていて、尚且つその手段もはっきりしている。
それだけでやらない理由はないと感じますが、さらには高齢でもちゃんと効果があるということなので、年齢が原因で二の足を踏んでいる方がもしいらっしゃいましたら安心してトレーニングをはじめてください。
遅すぎることはないんです。


遅すぎることはない........
そうなんです。
上記したように高齢でもちゃんとトレーニングの効果はでます。
でるんです!が!しかし!

早くから始めたほうがいいにきまってるんです!!!!

完全に太り切ってから始めるよりも、なんか最近太ったかな?の時点で始めた方が、
完全に筋力が衰えてから始めるよりも、なんか最近弱くなったかも?の時点で始めた方が、
完全に腰が悪くなってからよりも、なんか最近腰痛いかも?の時点で始めた方が、
完全に身体が硬くなってからよりも、なんか最近身体硬い気がするな?の時点で始めた方が、
完全に体力が衰えてからよりも、なんか最近疲れやすくなったかな?の時点で始めた方が、

良くなるのにかかる時間も、労力もかからないです。

トレーニングした方がいいのはわかっているけど、ついつい後回しになっている方には、
今が一番元気で、今が一番身体が動く。
ということを知ってほしいです。
数ヶ月先延ばしにすれば、数ヶ月分
数年先延ばしにすれば、数年分
歳を重ねているわけなので、その分身体が動きにくくなっているのが普通です。
何もせずに身体的に好転することはありませんよね。
そして、その分トレーニングを始めるのも億劫になるでしょうし、改善にかかる時間も労力もお金もかかるはず...

トレーニングを始めるタイミングは、◯◯が落ち着いてから....時間やお金に余裕ができてから....もっと歳取ってからでもいいだろう...ではなく、いつだって"今”なんです。冗談抜きで林先生なんです。
先延ばしした分だけ損なんです。

・高齢の方
体力レベルにもよりますが、トレーニングは有効ですので安心してすぐに然るべきところでトレーニングを始めてください。
・中年の方
老後のためにもすぐトレーニング始めてください。選択肢はいっぱいあります。
仕事落ち着いてから、定年してから、という考え方は損しています。
・青年の方
若いうちの習慣形成が後の自分をつくります。少しずつでもいいのでトレーニングを始めてみてください。
選択肢は膨大にあります。
・アスリートの方
そろそろオフシーズンにはいる競技も多いかと思います。
信頼できるトレーニング指導者を見つけてスポーツの土台となるトレーニングを始めてください。

つまり、
ゼンジンルイ、トレーニングハヤクハジメタホウガイイヨ

最後に一応、
まず始めてほしいのはウェイトトレーニングを主としたトレーニングです。
スポーツではありません。
草野球やゴルフ、テニスなどはもちろん、ランニングや水泳、サイクリング、エアロビクスやボクササイズといった類の物はこの場合スポーツ枠です。
それらは是非、単独で行うよりもトレーニングと一緒に。
より長く楽しむためにも。

コチラも合わせて。


〈参考文献:Resistance Exercise to Improve Cognitive Function

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国の医療費の問題、自分たちでなんとかできる側の問題なんですよね。
というより、なんとかしなきゃいけない。

経済回さなきゃいけないのもわかるけど、医療費抑えるためにも
キャンペーンも何もないけど
GoTo トレーニングしてほしいもんです。




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