SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
習慣を操る!
トレーニングを教える仕事をする上で、トレーニングを始めるきっかけを作り出す事や適切なトレーニングを教える事は言わずもがなもちろん大事なことだけど、トレーニングを一時的なものではなくどうやって続けてもらうかを考える事も同じくらい重要な事だと思っています。
一般の方であれば、トレーニングを特別なものとしてとらえるのではなく、どうやって日常的に当たり前のようにやってもらえるか。
アスリートであれば、オフシーズンだけではなくシーズンが始まってからも継続的にトレーニングしてもらう為うにはどうすればいいか。
これまでも言ってきましたが、トレーニングは始める事よりも続ける事のほうが大事です。
そんな考えをずっと思っているなかで、偶然SNSを通して見つけた本の感想文を今回は書こうと思います。
Charles Duhigg著
「習慣の力」
あーそれもう習慣になってるね。
この習慣変えたいなぁ。
こういうの習慣にできればなぁ〜。
など、普段なにげなく使っている言葉でもある「習慣」ですが、その習慣について科学的に掘り下げたのが本書です。
本書にありますが、2006年にデューク大学の研究者が発表した論文では、毎日の人の行動の40%以上がその場での決定ではなく習慣によるものだとしています。
なぜそこまで人の行動において習慣化が進むのかというと、脳が常に楽をするためなんです。
言ってしまえばそれは人間の本能だと思うのですが、ここで大事なのは習慣は自分でコントロールできるかどうか。
常に自分にとっていい習慣を形成し、良くない習慣は変える事ができる。
そうなるためには習慣の仕組みを理解する必要があります。
その習慣の仕組みなどを、いろんな例を交えながら本書では説明しているのですが、とにかく面白かったです。
トレーニングにおいても、継続率というのはどこまでいってもつきまといます。
トレーニングジムにとっても、利用する側にとってもトレーニングを続ける事ができ、それが習慣になれば良い事はきまっているのですが、なかなかそうもいきませんよね。
なぜそうならないかは、もちろんジム側にも利用者側にも理由があるのですが、そういうところも本書を読む事でとても勉強になりました。
習慣形成の仕組みを簡単に説明すると、
何かを始めるに当たってきっかけがあり、
その何かを始めたことで何かしらの報酬が得られる。
しかし、そのきっかけと報酬だけの関係性ではその習慣を長続きさせる事は難しく、そこに欲求が絡む事でルーチンとなり習慣のループが回る事になるということです。
よくわかりませんよね?笑
わかりやすく例えると、
仕事中にイライラしたりストレスが溜まった事をきっかけに、タバコを吸いたいという欲求が、吸い終わった後のすっきり感という報酬を得る為に習慣のループを回すという事です。
これは良くない習慣ではありますが、わかりやすいきっかけと具体的な報酬を設定する事がまずはとても大事なわけです。
そして、そのうえで欲求の部分が出てくるのですが、それを短くわかりやすく要約して書く能力は私にはないので是非本書を読んでみてください。笑
習慣とは簡単に言えば、考えずに繰り返し行動する事なので、
変えたい習慣があるのならば、その行動についてまず考える、疑問をもつことです。
例えば、夜な夜なおかしを食べちゃったり、タバコを当たり前のようにすっちゃってたり、お酒を大量に飲んでいる事に対して冷静に考える、疑問をもつ。
新たに習慣を作りたい場合は、逆に考えないことです。
勉強したり、ジムにいく習慣を身につけたいのであれば、でももうすぐ眠くなりそうだし、お腹好きそうだしとか、なんか雨降ってきそうだなー、腰とかいたくなりそうだなー、という言い訳を考えない。
簡単なきっかけ(〇〇時になったら勉強する、〇〇曜日はジムに行くetc...)を設定して行動する事がまず第一歩ですかね。
何にせよ、習慣の仕組みを理解し、コントロールできるようになる事は生きていく上での重要なスキルとなり得ます。
またそういう習慣を利用して消費活動を誘因している企業のやり方(程度によりますが別に悪いとは思っていません。)も知る事はとても面白いです。
知っている事でやめられる事や続けられる事はたくさんあるはずです。
興味のある方は習慣形成というスキルを一つ手に入れるつもりで読んでみてはいかがでしょうか?
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ふと思ったんですが、客観的事実を交えながら自分の考えも織り交ぜ、少しでも読んで下さっている方にとって有益になるよう(なっていれば嬉しい)に書くのってとても難しいですね。笑
やっぱりブログっていうのはインプットしたものをアウトプットする能力を磨く上でとても良い勉強の場だなと改めて思いました。
今日はどこどこいきました〜、〇〇がとてもおいしかったでーす!みたいな楽なブログ書きたい。。。
一般の方であれば、トレーニングを特別なものとしてとらえるのではなく、どうやって日常的に当たり前のようにやってもらえるか。
アスリートであれば、オフシーズンだけではなくシーズンが始まってからも継続的にトレーニングしてもらう為うにはどうすればいいか。
これまでも言ってきましたが、トレーニングは始める事よりも続ける事のほうが大事です。
そんな考えをずっと思っているなかで、偶然SNSを通して見つけた本の感想文を今回は書こうと思います。
Charles Duhigg著
「習慣の力」
あーそれもう習慣になってるね。
この習慣変えたいなぁ。
こういうの習慣にできればなぁ〜。
など、普段なにげなく使っている言葉でもある「習慣」ですが、その習慣について科学的に掘り下げたのが本書です。
本書にありますが、2006年にデューク大学の研究者が発表した論文では、毎日の人の行動の40%以上がその場での決定ではなく習慣によるものだとしています。
なぜそこまで人の行動において習慣化が進むのかというと、脳が常に楽をするためなんです。
言ってしまえばそれは人間の本能だと思うのですが、ここで大事なのは習慣は自分でコントロールできるかどうか。
常に自分にとっていい習慣を形成し、良くない習慣は変える事ができる。
そうなるためには習慣の仕組みを理解する必要があります。
その習慣の仕組みなどを、いろんな例を交えながら本書では説明しているのですが、とにかく面白かったです。
トレーニングにおいても、継続率というのはどこまでいってもつきまといます。
トレーニングジムにとっても、利用する側にとってもトレーニングを続ける事ができ、それが習慣になれば良い事はきまっているのですが、なかなかそうもいきませんよね。
なぜそうならないかは、もちろんジム側にも利用者側にも理由があるのですが、そういうところも本書を読む事でとても勉強になりました。
習慣形成の仕組みを簡単に説明すると、
何かを始めるに当たってきっかけがあり、
その何かを始めたことで何かしらの報酬が得られる。
しかし、そのきっかけと報酬だけの関係性ではその習慣を長続きさせる事は難しく、そこに欲求が絡む事でルーチンとなり習慣のループが回る事になるということです。
よくわかりませんよね?笑
わかりやすく例えると、
仕事中にイライラしたりストレスが溜まった事をきっかけに、タバコを吸いたいという欲求が、吸い終わった後のすっきり感という報酬を得る為に習慣のループを回すという事です。
これは良くない習慣ではありますが、わかりやすいきっかけと具体的な報酬を設定する事がまずはとても大事なわけです。
そして、そのうえで欲求の部分が出てくるのですが、それを短くわかりやすく要約して書く能力は私にはないので是非本書を読んでみてください。笑
習慣とは簡単に言えば、考えずに繰り返し行動する事なので、
変えたい習慣があるのならば、その行動についてまず考える、疑問をもつことです。
例えば、夜な夜なおかしを食べちゃったり、タバコを当たり前のようにすっちゃってたり、お酒を大量に飲んでいる事に対して冷静に考える、疑問をもつ。
新たに習慣を作りたい場合は、逆に考えないことです。
勉強したり、ジムにいく習慣を身につけたいのであれば、でももうすぐ眠くなりそうだし、お腹好きそうだしとか、なんか雨降ってきそうだなー、腰とかいたくなりそうだなー、という言い訳を考えない。
簡単なきっかけ(〇〇時になったら勉強する、〇〇曜日はジムに行くetc...)を設定して行動する事がまず第一歩ですかね。
何にせよ、習慣の仕組みを理解し、コントロールできるようになる事は生きていく上での重要なスキルとなり得ます。
またそういう習慣を利用して消費活動を誘因している企業のやり方(程度によりますが別に悪いとは思っていません。)も知る事はとても面白いです。
知っている事でやめられる事や続けられる事はたくさんあるはずです。
興味のある方は習慣形成というスキルを一つ手に入れるつもりで読んでみてはいかがでしょうか?
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ふと思ったんですが、客観的事実を交えながら自分の考えも織り交ぜ、少しでも読んで下さっている方にとって有益になるよう(なっていれば嬉しい)に書くのってとても難しいですね。笑
やっぱりブログっていうのはインプットしたものをアウトプットする能力を磨く上でとても良い勉強の場だなと改めて思いました。
今日はどこどこいきました〜、〇〇がとてもおいしかったでーす!みたいな楽なブログ書きたい。。。