SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
どこの筋群を使っているか知る事は、強度設定をするうえでも役に立つ
このブログでも前々から、
トレーニング種目の強度設定は綿密に、そしてトレーニングの記録はしっかりとりましょう。
という内容のものを書いてきました。
どの種目を
どんな重さで
何回
何セット
やったか。という感じに。
詳しくはコチラやコチラやコチラ
で、今回はそれにもう一歩踏み込んだ内容です。
前回実施した種目と同じ種目を今回もやろうとした時に、その種目だけを見ていては強度設定を失敗してしまうかもしれませんよ。というお話です。
下記の①と②のプログラムはよく組む事のある2つの下半身プログラムですが、まず見てみて下さい。
①
・RDL 8×3
・Rev.Lunge 8×3
②
・DL 8×3
・Rev.Lunge 8×3
3日前くらいに①のプログラムを実施し、そのときの数値を元に今回実施する②の強度設定をするとします。
一種目めのエクササイズは違うのですが、二種目めは同じエクササイズなので前回やった時の重さを参考に考えます。
前回やった①のときはキツいながらもフォームを保てたので、今回はもう少し強度(重さ)をあげてみようと思い、前回①でやったときより2.5kgほど重くしてトライしてみました。
結果はどうなるでしょうか?
おそらく、かなり重く感じられフォームも乱れてしまうという結果になる事が考えられます。
なぜでしょうか?
一種目めのエクササイズがなんかしら関わっていそうですよね。
それでは、まず①と②のプログラムに入っているエクササイズで主に使われる筋群を確認してみましょう。
(※ここで教えているフォームでの話です。)
①
・RDL→腿裏、腰、背中
・Rev.Lunge→お尻、腿前
②
・DL→腿前、お尻、背中、腰
・Rev.Lunge→お尻、腿前
見ていただくとわかるように、②のプログラムのほうが使われている筋群が被っていますね。
つまり、②のプログラムでRev.Lungeを実施する時には既にお尻や腿前の筋肉がある程度疲れてしまっているのです。逆に①のプログラムでRev.Lungeを実施するときはその筋肉はそこまで使われておらずフレッシュな状態で臨む事ができます。
こう言った事から、エクササイズ種目に対する強度(重さ)設定をする際には、
確かに前回の数値を確認する事も大事であり基本なのですが、その種目そのものだけを見ていては失敗する可能性があります。
その種目だけではなくプログラム全体をみることで、より正確な強度(重さ)設定ができるようになります。
その為には、まずそのエクササイズ種目はどこの筋群が主に働いているのかを知っておくと良いですね!
それを知っておくことで、そこの部位が疲れてこなかったり、使っている感じがなかった場合は
・フォームが間違っている
・強度(重さ)が軽すぎる
などの判断材料にもなり得ます。
プログラムに入っている種目の違いや順番の違いをしっかり把握しておく事で、
「あれ?なんでいつもの重量が扱えないんだろ?」
「飯ちゃんとたべてないからかな?」
「なんか疲れてんのかな?」
「まぁこういう日もあるか....」
というふうに結果に対しての原因が漠然としたままで、次も同じ過ちをしてしまうようなことを防げるかもしれません。
トレーニングの強度設定をしっかりするためには、
・前回(過去)の数値を参考にする
・その種目だけではなく、プログラム全体を見る
ことを心がけてみて下さいね。
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土曜日の夜にやっている、東京独身男子というドラマ
見てしまう...
トレーニング種目の強度設定は綿密に、そしてトレーニングの記録はしっかりとりましょう。
という内容のものを書いてきました。
どの種目を
どんな重さで
何回
何セット
やったか。という感じに。
詳しくはコチラやコチラやコチラ
で、今回はそれにもう一歩踏み込んだ内容です。
前回実施した種目と同じ種目を今回もやろうとした時に、その種目だけを見ていては強度設定を失敗してしまうかもしれませんよ。というお話です。
下記の①と②のプログラムはよく組む事のある2つの下半身プログラムですが、まず見てみて下さい。
①
・RDL 8×3
・Rev.Lunge 8×3
②
・DL 8×3
・Rev.Lunge 8×3
3日前くらいに①のプログラムを実施し、そのときの数値を元に今回実施する②の強度設定をするとします。
一種目めのエクササイズは違うのですが、二種目めは同じエクササイズなので前回やった時の重さを参考に考えます。
前回やった①のときはキツいながらもフォームを保てたので、今回はもう少し強度(重さ)をあげてみようと思い、前回①でやったときより2.5kgほど重くしてトライしてみました。
結果はどうなるでしょうか?
おそらく、かなり重く感じられフォームも乱れてしまうという結果になる事が考えられます。
なぜでしょうか?
一種目めのエクササイズがなんかしら関わっていそうですよね。
それでは、まず①と②のプログラムに入っているエクササイズで主に使われる筋群を確認してみましょう。
(※ここで教えているフォームでの話です。)
①
・RDL→腿裏、腰、背中
・Rev.Lunge→お尻、腿前
②
・DL→腿前、お尻、背中、腰
・Rev.Lunge→お尻、腿前
見ていただくとわかるように、②のプログラムのほうが使われている筋群が被っていますね。
つまり、②のプログラムでRev.Lungeを実施する時には既にお尻や腿前の筋肉がある程度疲れてしまっているのです。逆に①のプログラムでRev.Lungeを実施するときはその筋肉はそこまで使われておらずフレッシュな状態で臨む事ができます。
こう言った事から、エクササイズ種目に対する強度(重さ)設定をする際には、
確かに前回の数値を確認する事も大事であり基本なのですが、その種目そのものだけを見ていては失敗する可能性があります。
その種目だけではなくプログラム全体をみることで、より正確な強度(重さ)設定ができるようになります。
その為には、まずそのエクササイズ種目はどこの筋群が主に働いているのかを知っておくと良いですね!
それを知っておくことで、そこの部位が疲れてこなかったり、使っている感じがなかった場合は
・フォームが間違っている
・強度(重さ)が軽すぎる
などの判断材料にもなり得ます。
プログラムに入っている種目の違いや順番の違いをしっかり把握しておく事で、
「あれ?なんでいつもの重量が扱えないんだろ?」
「飯ちゃんとたべてないからかな?」
「なんか疲れてんのかな?」
「まぁこういう日もあるか....」
というふうに結果に対しての原因が漠然としたままで、次も同じ過ちをしてしまうようなことを防げるかもしれません。
トレーニングの強度設定をしっかりするためには、
・前回(過去)の数値を参考にする
・その種目だけではなく、プログラム全体を見る
ことを心がけてみて下さいね。
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土曜日の夜にやっている、東京独身男子というドラマ
見てしまう...