SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE

トレーニング中の生の声は大事!


皆さんは自主トレ中、自分のフォームをスマホなどで撮影して見返したりしますか?
僕は自分のトレーニング中、必ずと言っていいほど毎回撮影します。

何の為に撮影するか?
もちろん、実施している種目のフォームが正しくできているかどうかを確認する為です。
種目によって確認するべき箇所は変わりますが、以下のものが多いです。
・膝はでていないか?
・腰は丸まっていないか?
・上体の角度はどうか?
・必要な可動域を満たしているか?
など

それらを確認する為に毎回撮影するので、スマホのカメラロールが自分のトレーニング動画だらけです。
容量もすぐいっぱいになっちゃいます...笑

しかし、自己満ではなく質の高いトレーニングをするのであれば確実に自分のフォームは撮影したほうがいいです。
しっかり出来ていると思っても、実際に見返してみるとできていなかったり、思っているようなフォームになっていなかったりします。
その出来ていなかった部分や、思い通りになっていなっかった箇所を確認すれば、2セット目以降その部分を意識すれことでより質の高いトレーニングになるわけです。
自分の感覚だけに頼るのではなく、客観的に見る事をおすすめします。
より効率的にフォームの修正も可能になるでしょう。

しかし、撮影による確認よりももっと効率のいい方法があります。
それは
リアルタイムの「生の声」
です。

フォームを覚える段階や、細かい箇所の修正の時など、意図しない動きになった時にすぐに横から修正すべき点を指摘してくれるのはとても効果的です。
撮影してからの確認は、そのセットが終わってからでないと確認できません。
下手すればずっと意図しない動きのまま1セット終わってしまう事もあります。
途中で確認できず、実施している時はこれでOKだと思ってやっている可能性もありますからね。
しかし、リアルタイムでの指摘はすぐ修正できる可能性もあるわけです。

僕はこのジムを1人で運営しているので、当然ながら自分のトレーニングも基本1人で行う事がほとんどです。
ですが、たまに同業の方と合同でトレーニングできたりする機会があると、普段はない的確な指摘がはいると、本当にありがたく感じます。
最近もそういう機会があったので、あらためて実感しました。

リアルタイムの「生の声」はとても重要です。
だからこそパーソナルトレーニングが効果的とも言えますよね。

しかしながら、このリアルタイムの指摘は考えながらしなければなりません。
例えば、修正する箇所が複数あったとして、そのすべてを実施している最中に指摘したところで実施者からしたらストレスでしかありません。
実施しながら、そんなに多くの情報は処理できませんし、色々考えすぎて結局1つも修正できない可能性だってあります。

修正すべき点があったからといって、それを頭ごなしに言うだけでは「指導」とは言えません。
ただの自己満足のクレームになってしまいます。

指摘はシンプル且つ的確である必要があります。
こういう表現をしたら、こういう修正に繋がった。でも同じ表現を違う方にしたらあまり伝わらなかった。そういう時は同じことを意味しながらも表現を変える必要もあるかもしれません。

リアルタイムの「生の声」は難しいです。
クレームではなく、的確な指摘にしなければいけないわけです。
この難しさがあるからこその職業でもあるんでしょうね。

指摘の仕方は気をつける必要がありますが、質の高いトレーニングをするのであれば、
・自分のフォームの撮影
・誰かにみてもらう
この2つは必須ですね。

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フォームの撮影と言ったって、撮影禁止のジムがほとんどですよね。(盗撮などの問題で)
これは難しい問題なんです。
ちなみに当ジムであれば、ガンガン撮影していただいてOKです。(他の方もいないので当たり前ですが...)
スマホ撮影用の三脚もありますので、是非活用して下さい。


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