SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE

何言ってるかわかっているけど、理解していない。


SHONAN TRAINING DEPT.としてリニューアルオープンしてから一ヶ月程たち、ようやく自分でも環境に慣れてきました。
HPの写真に関しましては、もうしばらくお待ち下さい...

さて、突然ですが
フィットネスクラブでトレーニングを始めた方はこのように教えたもらったことは多いのではないでしょうか?

「10回程度できる重さでやってください。」
「10回ギリギリでできる重さでやってください。」

これは、フィットネスクラブに入会した際にマシンの使い方の説明をうけるなかで良くされるであろう表現です。
現に私もフィットネスクラブでのバイト時代にこのように説明していました。

しかし、今になって思うのは
これじゃ不十分だなー
ということです。

先程の表現に関して、もちろん日本語ですし、専門用語がはいっているわけでもないので特別理解に苦しむような難しい表現ではありません。
なので、もちろん
「ちょっと何言ってるかわかんないっす。」
というサンドイッチマンのネタみたいなことにはならないはずです。

ですが、その意味を本当に理解できているかというと、できていない場合がほとんどだと思います。
そこにジムに入会したけど、
筋力がつかない
やり方があっているかわからない
効いているのかわからない
身体が変わらない
などの悲しい結果になってしまう落とし穴があるわけです。

トレーニング経験者からすると、先程の表現である
「10回程度できる重さでやってください。」
「10回ギリギリできる重さでやってください。」
で十分伝わると当たり前のように思っています。

しかしながら、トレーニングが初体験や初心者の方にとってはどうでしょうか?
いまいち、ピンときていないはずです。

なので、フィットネスクラブに行ってみて見ればわかると思いますが、とても涼しい顔しながら筋トレしている方の多いこと!
10回どころか、その重さだったら15回でも20回でもできちゃうでしょ。って方が大勢いらっしゃると思います。
つまり、先程の表現では正しく伝わっていない可能性が考えられます。
それだと、当然結果はついてきません。

教える側が当たり前だと思っていることでも、教わる側にとっては当たり前ではないことがいっぱいあります。
そのことを念頭において教えていかなければならないですね。(自分も含め...)

じゃあ、どうすればいいのか?
それは身をもって経験するしかありません。
言っている意味を頭で理解し、経験する。
この負荷のかかり方がそうなんだ。
この辛さがそうなんだ。
という経験。
その辺も含めて、最初はちゃんとした指導者についてもらったほうが良いと思います。
時間もお金も体力もムダにしない為に。



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なんやかんやであっという間に2018年の半分が終わりました。
今年はこっからが勝負です。



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