SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE

トレーニングジムをラーメン屋に例えてみる

突然ですが、

「ラーメンを食べたい」

「醤油ラーメンを食べたい」
は全然違います。

醤油ラーメンを食べたくて、ラーメン屋に入ったのに味噌ラーメンしかなかったら、気持ちの切り替えに時間がかかりますよね?
店を出る人も多くいるでしょう。
でも、そういうことが起こるのは、醤油ラーメンと味噌ラーメンの違いを知っているからです。
ちゃんとそのとき自分が食べたいラーメンのイメージがしっかり出来ているからです。

ラーメンはラーメンでも色んな種類があります。
醤油、味噌、塩、豚骨などなど...
また出汁のことも考えれば、さらに細分化されます。
ここで大事なのは、これだけ色んな種類が存在するラーメンですが、だいたいの人がその違いをわかっていることです。

果たしてトレーニングはどうでしょうか?
トレーニングの世界にも、醤油、味噌、塩のような種類が存在します。
痩せるために、身体を大きくする為に、筋力をあげる為に...

しかし、
ラーメンの違い程、トレーニングの違いは一般的に知られていないのではないでしょうか?
なにか運動をしなければいけないことはわかっているから、「トレーニング」をしにいく。
しかし、その「トレーニング」は
醤油ですか?
味噌ですか?

トレーニングの違いがよくわからないから、広告などの数ヶ月で−〇〇kg!!というような衝撃的なものに安易にのってしまったり、よくわからないまま薦められるがままになっている。
ということになっていませんか?
自分がやるべきトレーニングはなんなのか?
醤油ラーメンを本当は食べたいのに、知らず知らずのうちに味噌ラーメンを食べている。そんなことはラーメン屋ではありえません。
「これちゃうわぁぁ!」と言ってちゃぶ台ひっくり返すでしょう。

しかしながら、トレーニングに置き換えるとそのようなことは結構あるのではないでしょうか?
よくわかんないけど、ラーメン屋のオヤジから「これでも食っとけ!」と言われたから、よくわかんないけど食ってるみたいな...

他でもない自分の身体に関わることなので、トレーニングのことについてもしっかり理解していることが必要です。

しっかり、自分はこうなりたい!ということを伝えましょう。
そうすることで、トレーニングの方向性も見えてくるでしょうし、そもそもトレーニングではない場合もあるでしょう。

なので、このジムでは体験時にその辺を明確にしています。
ここでやっていくトレーニングはこういうもので、こういうことを目的にやっていきますので、こういう変化が期待出来ますし、あなたの目的にもこういう形でアプローチできます、という感じです。
逆にそういうことですので、あまり効率的ではなく、他のジムのほうがいいかもしれません。もありえます。
体験時はそういう理由で質問が多めになりますが、ご理解ください。


入るべきお店にはいって、そこから
あそこの〇〇ラーメンは美味しいという話ができるはずです。
ラーメン屋もトレーニングジムも似ています。
しかし、味覚は人それぞれですが、トレーニング効果はそうではありません。

今回は、トレーニングにも色々ありますよ。という内容をラーメン屋に例えて書いてみました。
あなたが食べたいのは醤油ラーメンですか?味噌ラーメンですか?そもそもラーメンではなく、カレーですか?


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