SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
オススメ!! 発達障害大全
かなり久しぶりのカテゴリーの更新になります。
この「偏った読書感想文」というカテゴリーは、
私がトレーニングや健康もしくは仕事に役立ちそうな本に関する感想を好き勝手に書いているものです。
確認してみると、最後の更新から3年以上経過していました.....
もちろん、この間も専門書に限らず読んではいたのですが、如何せん時間と余裕がなくまとめるまでいかなかったという言い訳をさせて下さい。笑
さてさて、なにはともあれ久しぶりの更新になりますが
今回の書籍は、
発達障害大全 「脳の個性」について知りたいことすべて
です。
まず、なぜ発達障害に関する本を読もうと思ったか?ですが、
元々興味はあったんですよね。
そんな中で、電車の中の広告が目にとまりまんまと買ってしまったというわけです。
本屋に行って驚いたのですが、かなり分厚いんですよね。
さすが大全というだけのことはあるといった感じで、600ページ近くありました。
しかし、中身は小難しい専門書という感じではなく、
精神科医などの専門家や当事者のインタビュー形式で個人的にはとても読みやすいものでした。
いつもであれば内容の要点を少しまとめたりするのですが、今回は要点をまとめるというような事はしません。
それは、まとめる中でどうしても私なりの解釈が入ってしまうことで何か間違った捉え方をされてしまうと良くないような気がするからです。
と、言いますのもこの発達障害というものの概念と言いますか捉え方もここ数年でどんどん変わってきているようです。
そういうこともあって専門家の間でも共通している部分もあれば、ちょっと違う捉え方をしている部分もあることが読んでみてわかりました。
病気ではない。
そして、ADHDやASDといったものでも、人それどれ症状が異なる。症状が混ざったり濃淡がある。
という特徴がある分、専門家の中でも捉え方や解釈が異なるのかもしれません。
そんな中で、私が何か全てをわかった気になって感想文とは言えあれこれ書いてしまうのは何か違うなと感じます。
まぁもし書いたとしても影響力のあるブログではないので問題ないのはわかっているんですけどね。笑
とは言え、今回の記事の趣旨としましては、
是非、読んでみて欲しい。
オススメ!
ということに尽きます。
私自身、本当に読んで良かったと思います。
電車広告ナイス!!
読んでみて第一に思った事は、
こういうことを知らないまま、何かを「教える」「伝える」または「育てる」という立場にいるのは怖い。
というものでした。
多くの方が、ここ数年で
発達障害、ADHD、アスペルガー、自閉症
といったことを一度は耳にしているのではないかと思います。
しかし、それがどんなものかをしっかり把握している人は少ないのではないでしょうか?
なんか変わった人
くらいに捉えていませんでしょうか?
それらに対して、正しい認識をするためにも是非オススメの一冊です。
発達障害かどうかに関わらず、きっと仕事や生活に活きてくる方も多いはずです。
私自身も一見関係なさそうに見えますが、確実に仕事に関しても引き出しが増えました。
まだまだ現在の社会でも、そういった症状がある方にとっては障害の多い社会だと思います。
しかし、障害者差別解消法という法律や合理的配慮といった対応や制度など昔に比べて少しずつなのかもしれませんが、環境が整ってきているのだと感じます。
今のように発達障害という言葉や概念さえなかった時代、当事者は現代とは比べ物にならないくらい生きづらい社会だったのではないか想像できます。
今後、発達障害も定型発達もなく、一人一人の「脳の個性」を尊重しあえて、誰しもが生きやすい社会になる日が来るといいなと思います。
で、そのためにも何事も学び続けるしかないのだと改めて感じさせてもらった今回の読書でした。
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数年前にLGBTQ +を題材にした「MIDNIGHT SWAN」という映画を見たときや、
アフガンで活動されていた中村哲医師に関する書籍である「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」を読んだ時も、
今回のように、「知らないことは怖い」という似たような感覚だった事も思い出しました。
.......
そう言えば映画も最近全然見れてないなぁ...
この「偏った読書感想文」というカテゴリーは、
私がトレーニングや健康もしくは仕事に役立ちそうな本に関する感想を好き勝手に書いているものです。
確認してみると、最後の更新から3年以上経過していました.....
もちろん、この間も専門書に限らず読んではいたのですが、如何せん時間と余裕がなくまとめるまでいかなかったという言い訳をさせて下さい。笑
さてさて、なにはともあれ久しぶりの更新になりますが
今回の書籍は、
発達障害大全 「脳の個性」について知りたいことすべて
です。
まず、なぜ発達障害に関する本を読もうと思ったか?ですが、
元々興味はあったんですよね。
そんな中で、電車の中の広告が目にとまりまんまと買ってしまったというわけです。
本屋に行って驚いたのですが、かなり分厚いんですよね。
さすが大全というだけのことはあるといった感じで、600ページ近くありました。
しかし、中身は小難しい専門書という感じではなく、
精神科医などの専門家や当事者のインタビュー形式で個人的にはとても読みやすいものでした。
いつもであれば内容の要点を少しまとめたりするのですが、今回は要点をまとめるというような事はしません。
それは、まとめる中でどうしても私なりの解釈が入ってしまうことで何か間違った捉え方をされてしまうと良くないような気がするからです。
と、言いますのもこの発達障害というものの概念と言いますか捉え方もここ数年でどんどん変わってきているようです。
そういうこともあって専門家の間でも共通している部分もあれば、ちょっと違う捉え方をしている部分もあることが読んでみてわかりました。
病気ではない。
そして、ADHDやASDといったものでも、人それどれ症状が異なる。症状が混ざったり濃淡がある。
という特徴がある分、専門家の中でも捉え方や解釈が異なるのかもしれません。
そんな中で、私が何か全てをわかった気になって感想文とは言えあれこれ書いてしまうのは何か違うなと感じます。
まぁもし書いたとしても影響力のあるブログではないので問題ないのはわかっているんですけどね。笑
とは言え、今回の記事の趣旨としましては、
是非、読んでみて欲しい。
オススメ!
ということに尽きます。
私自身、本当に読んで良かったと思います。
電車広告ナイス!!
読んでみて第一に思った事は、
こういうことを知らないまま、何かを「教える」「伝える」または「育てる」という立場にいるのは怖い。
というものでした。
多くの方が、ここ数年で
発達障害、ADHD、アスペルガー、自閉症
といったことを一度は耳にしているのではないかと思います。
しかし、それがどんなものかをしっかり把握している人は少ないのではないでしょうか?
なんか変わった人
くらいに捉えていませんでしょうか?
それらに対して、正しい認識をするためにも是非オススメの一冊です。
発達障害かどうかに関わらず、きっと仕事や生活に活きてくる方も多いはずです。
私自身も一見関係なさそうに見えますが、確実に仕事に関しても引き出しが増えました。
まだまだ現在の社会でも、そういった症状がある方にとっては障害の多い社会だと思います。
しかし、障害者差別解消法という法律や合理的配慮といった対応や制度など昔に比べて少しずつなのかもしれませんが、環境が整ってきているのだと感じます。
今のように発達障害という言葉や概念さえなかった時代、当事者は現代とは比べ物にならないくらい生きづらい社会だったのではないか想像できます。
今後、発達障害も定型発達もなく、一人一人の「脳の個性」を尊重しあえて、誰しもが生きやすい社会になる日が来るといいなと思います。
で、そのためにも何事も学び続けるしかないのだと改めて感じさせてもらった今回の読書でした。
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数年前にLGBTQ +を題材にした「MIDNIGHT SWAN」という映画を見たときや、
アフガンで活動されていた中村哲医師に関する書籍である「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」を読んだ時も、
今回のように、「知らないことは怖い」という似たような感覚だった事も思い出しました。
.......
そう言えば映画も最近全然見れてないなぁ...