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スクワットを教えない理由


このジムでの年内最後のトレーニングを終える方も徐々に多くなってきました。
あと今年も10日...

そんな中、先日行われたGS Performance主催のアジリティーセミナー参加や10repsという高ボリュームの自主トレに突入したということもあり、私の下半身の筋肉は悲鳴をあげております...
また仕事面でも、担当している高校の2チームの1RM測定などもあり、慌ただしい12月となっております。

年末年始の休暇までもう少し。駆け抜けます。


さて、トレーニングと言えば、スクワットというイメージがある方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、ここでは対象が一般の方であればスクワットはあまり教えません。

膝に負担がかかるから
腰に悪いから

では、もちろんありません。
スクワットは腰にも膝にも良く、様々なポジティブな効果を与えてくれます。
もちろん、正しく行うのが前提ですが...

では、なぜ教えないのか?
それは、難易度が高いからです。
難易度が高いということは、その種目がしっかり出来るようになるまでに時間を必要とし、また時間がかかるだけではなくかなり辛いということです。
それらのデメリットを差し引いても、あまりある恩恵を与えてくれるのも事実なので、対象がアスリートの場合には教えることが多いです。
しかしながら、一般の方の場合には効率面から考えると他の種目でも十分代用出来ます。
そういう理由から、スクワットはあまり教える機会は多くありません。

それでも、
トレーニングと言えば、スクワットだから
スクワットを教えてほしい!という方がいらっしゃれば遠慮なく希望して下さい。
この方であれば大丈夫と判断した場合に、段階を踏んで教えていきます。
もちろん、教えたくないわけではないので。笑

指導の際には、その種目の「難易度」という側面も考慮しなければなりません。
スクワットは動員される筋群が多く、とても効果的なトレーニングだから。という浅はかな理由からすぐにトレーニングプログラムにいれる指導者も多く存在すると思います。(恥ずかしながら、かつては私もそうでした。)
ですが、それぞれの種目の特性をしっかり理解することで、メリット、デメリットを把握した上でプログラムに組み込むことが大事ですね。




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