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SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
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「着地」の観点から
今回は「着地」というものをフォーカスしてみます。
人間が跳んだりはねたりしたあとは必ず「着地」という局面がまっています。
そしてその「着地」の際にかなりの衝撃が足にかかります。
その衝撃はもちろん、高いところからになればなおさら、体重が重ければなおさら、大きくなります。
その衝撃から骨や靭帯などの結合組織への負担をへらしてくれるのは、技術的な事もあるでしょうが、やはり基本的には筋力です。
筋力があれば守れますし、なければ守れずに痛める事が多いです。
そのことを考慮し、大人でも高校生でもアスリートにトレーニングを教える際にいきなりジャンプ系のトレーニングをガンガン取り入れたりはしません。
まずはその基礎となるストレングス(筋力)を強化する種目を中心に構成していきます。
ストレングスがなければ「着地」の際にダメージが大きくのしかかってきます。
むしろ、ストレングスがなければまともなジャンプがそもそもできないことが多いです。
それに関してはココでも少し書きました。
これは一般の方のトレーニングに関しても同じです。
むしろ一般の方のほうがアスリートに比べて筋力がないので、なおさらです。
だからこそ、このジムでも最初に取り入れているリバースランジには「着地」がありません。
一般の方が何か運動しなきゃと思った時に、手軽なランニングから始める方も多いと思いますが、ランニングは「着地」の連続です。
なので、こういう角度から考えた場合にはあまりランニングはおすすめできません。
筋力がない方や、体重が重い方はなおさらです。
運動をはじめるのであれば「着地」のない、自転車や水泳、ウエイトトレーニングが個人的には良いのではないかと思います。
ランニング自体が悪いと言っているわけではありません。
ですが、基礎的な筋力などがあればランニングでも痛めるリスクを減らし、より楽しめるのではないかと思います。
「着地」という観点から運動選択について考えてみるのも良いですね。
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(SHONAN TRAINING DEPT.) 2017年8月20日 18:41
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