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SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
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上半身トレーニングの役割
今回は上半身トレーニングの役割について少し書きます。
ボディビルディングやフィジークの立場からすれば、上半身の筋肉を鍛えて大きくしたりキレをだしたりする事自体が主な目的になります。
もちろんここでもそれだけが目的ではないはずですが...
ではアスリートや一般の方々の身体的な健康の為のトレーニングという目線で見た場合、上半身トレーニングの役割は何なのでしょうか?
まず、アスリートで見た場合
肩周りや、肘、脊柱(胴体部)の各関節をまたぐ筋肉をしっかり鍛えることで可動域や筋力を向上させてケガの防止の可能性を高める(特にコンタクトスポーツ)のも役割の1つですし、
上半身のパワー発揮能力(基本は下半身からですが)を高めるのも1つです。
一般の方で見た場合にも
腰周りや肩周りや肩甲骨周りなど、日常生活の中で動かす範囲の限られている箇所をしっかりとコントロールされた動きの中で鍛える事により、肩こりや腰痛などを改善する可能性は大いにあるでしょうし、筋肉量を増やし、体組成でみても健康体になっていくでしょう。
これらが上半身をトレーニングする理由だったり、役割ですが、
もう1つ重要な役割があります。
それは、下半身トレーニング種目の補助(補強)としての役割です。
アスリートでも一般の方でも、言うまでもなく下半身のトレーニングは重要です。
上半身のトレーニングももちろん重要ですが、下半身トレーニングのほうが優先度が高い場合がほとんどです。
アスリートの場合でも、足腰が弱ければ当然走ったり、跳んだりというスポーツの中で当然のように求められる能力が十分に発揮できません。
また一般の方の場合でも、健康の為には下半身を鍛えたほうが効率的ですし、下半身が弱かったり、硬かったりする事でいろんな不具合が起きている事も考えられます。
ということで下半身種目は必須であり、このジムで言うと
RDLやDLといった最初のほうに実施する下半身種目があるのですが、これらの種目において扱う重量を上げていく過程で、上半身の筋力が確実に必要になってきます。
(DLが5つ目、RDLが7つ目の動画です。)
RDLもDLも胸をしっかりはり、肩甲骨をビシッとよせた状態で行うのですが、この肩甲骨をビシッとよせるには背中の筋力が必要です。
もちろんRDLやDLを少しづつ負荷を上げていきながらやっていく中で、背中の筋力も少しづつあがっていくから問題ないんじゃないの?
と思うかもしれません。
確かにそうなのですが、上半身種目を補助的に実施する事でより効率的に行う事が出来ます。
実際に一般の女性の方で、RDLを教えた時にハムストリングの柔軟性はもともとあるので何となく形にはなるのですが、背中の筋力がなく肩甲骨をビシッとよせておく事がなかなかできないケースは多いです。
またRDLなど下半身種目は複合的な動きのため色々意識するところがあるため、なかなか背中だけを意識するのも難しいですが上半身種目であれば下半身種目に比べ単純なので、その分しっかり背中を意識する事もできます。
アスリートの場合に置いても、身体が大きく背中も大きいのですが、可動域が失われてしまっている場合も多く、同じく背中をよせておく事が困難なケースはあります。
そういった場合に置いても上半身種目をしっかり行う事で効率的に可動域も改善していきます。
ちょっと長くなってしまいましたが、上半身のトレーニングの役割としては
上半身による上半身の為のものと
上半身による下半身の為のものの両方があります。
そういったことも含めやはり指導対象者に提供するトレーニングプログラムは複雑なものですね。
各トレーニング種目は何の為にやっているのかを知る事でよりいっそう有意義なトレーニングになると思います。
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(SHONAN TRAINING DEPT.) 2017年4月17日 10:52
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