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HOME > SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE > トレーニング思考回路 > ◯◯筋が強い!っていうのは必ずしも良いことではない?
SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
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◯◯筋が強い!っていうのは必ずしも良いことではない?
あっという間に11月も終わりですね...
僕の大好きな硬めの柿が食べられるシーズンも終わりを迎え、来年の秋までもう何を希望に生きていけばいいのかわからない屍のような心境です。
さて、トレーニングをそれなりに続けていると、強い部分(筋肉)と弱い部分(筋肉)にわかれてきますよね。
動員される筋肉が限られるマシントレーニングよりもスクワットやデッドリフトといった複合的な動きであるフリーウェイトトレーニングでそれはより顕著に出る可能性が高いことが考えられます。
すべての筋肉が強い(高い筋力発揮ができる)という超人的なレベルになれば別ですが、大抵の人はそうではないはずです。
弱い筋肉がはっきりしたうえで、その部位が弱いがために何か支障をきたしているようであれば、その部位をしっかり強化し改善する必要があるのは当たり前です。
しかし、一方で
強い筋肉がはっきりしている場合、それはそれで自分の強みだということで手放しで喜んでいていいのかと言えば、そうではなくちょっと注意が必要かもしれませんよ。
というのが今回の内容です。
ではさっそく、なぜ注意が必要なのか?ですが、
基本的に身体は強い部位を優先的に使う
からです。
?それの何が良くないの?当たり前じゃない??
と思われるかもしれませんが、まぁ続きを聞いてください。
強い部位と弱い部位が出てきた背景には色んな要因が考えられると思います。
・身体的特徴
・これまでやってきたスポーツやトレーニング種目からの影響
・生活やトレーニングの環境
など...
そういった要因が原因となり、徐々に強弱が分かれていったと思われますが、複合的な動きの中で強い箇所が優先的に使われているとすると、その部位が優先的に強くなるのは当然のことであり、特別悪いことでもないように思えます。
しかし、ちょっとこういう風に言い方を変えてみると感じ方が変わるかもしれません。
「強くならざるをえなかった。」
どうでしょうか?
なんか一気に悲愴感あふれませんか?笑
ちょっとイメージ掴みづらいかもしれないので、例えを出してみましょう。
社長と数人の社員からなる会社があったとします。
景気が良くどんどん仕事の案件が舞い込んでくる中で、残念ながらほとんどの社員は効率が悪く能無し社員でありながら一人だけ優秀な社員がいたとします。
忙しいので、社長はもちろんその優秀な社員に仕事を任せがちになってしまいます。
どんどん仕事を任される中で、そのもともと優秀だった社員はメキメキ仕事をこなし、さらにどんどん成長していきます。
しかし、能無し社員はその優秀な社員に頼りきりでなかなか成長しません。
果たして、この優秀な社員はいつまでもつでしょうか?
どこまでも成長し続けられればいいですが、やはり一人でこなすには限界があり、いずれ倒れてしまうことでしょう...
これは筋肉や身体に例えると、肉離れや、靭帯損傷などの傷害ということになります。
優秀な社員(強い筋肉)が存在すること自体悪いことではありません。
しかし、そこに頼りきりで他の社員(筋肉)の成長がなければ、倒れる(傷害)リスクは高くなる一方である可能性があるということです。
強い筋肉があるということは、同時にその部位に頼った動きになることを予想する必要があり、その点を考慮せずにトレーニングを進めていくことで、全体的なボトムアップができない状況に陥ることになるかもしれません。
こういう考えのもとでは、よく痛める部位があったとして、痛めた部位が弱いと思われがちですが、実は逆に強いのに他が弱すぎるがために結果としてその部位が損傷してしまっているだけで、その部位自体が原因ではないということも考えられるのです。
腰をよく痛める場合、腰が弱いから
ハムストリングをよく痛める場合、ハムストリングが弱いから
ではない場合もあるということですね。
では、強い部位(優秀な社員)に頼りっきりにならないためにはどうすればいいのでしょうか?
それにはいくつか対処法があります。
まず、一つ目ですが
弱い筋肉に焦点を合わせる。
です。
強い部位にとっては多少物足りない重量だとしても、他の弱いであろう部位にとって丁度いい重量に設定することで、弱い部位にしっかりアプローチしていきます。
重量設定の他にも色んなアプローチ方法があるかと思います。
つまり、能無し社員でもこなせるまで仕事のレベルを落とすということですね。
二つ目は、
弱い部位を局所的に鍛える
です。
スクワットやデッドリフトといった複合的な動きであるフリーウェイトトレーニング種目では、いくら弱い部位に焦点を合わせたとしても限界があることも予想できます。
そういった場合は複合的な動きの中ではなく、マシントレーニングなどを活用し弱い部分にダイレクトにアプローチするのも一つの手です。
(これに関してはコチラも参考に。)
能無し社員は一斉に研修合宿にぶち込みましょう。
このような対処をするにあたり、
どの筋が強く、どの筋が弱く、またそうなった原因はなんなのかをまずはしっかり見極めることが重要ですね。
それには日々社員たちの動きをしっかり見ておく必要があり、見捨てないことが大前提です。
筋肉は変えがきかないのですから、育てるしかない....
強みは強みとして伸ばし、弱みはしっかり補強していく
というのは基本的な考えでよいかと思いますが、なぜ強みになったのか?というところも考えることで防げる負担や傷害もあるかもしれませんし、よりよいパフォーマンスに繋がっていく可能性があります。
◯◯筋が強い!
というのは必ずしも褒め言葉にならないのかもしれませんね。
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何かスイーツを食べた時の
「コーヒーとの相性バッチリ!」
ってやつ、褒め言葉なんかな?
僕の大好きな硬めの柿が食べられるシーズンも終わりを迎え、来年の秋までもう何を希望に生きていけばいいのかわからない屍のような心境です。
さて、トレーニングをそれなりに続けていると、強い部分(筋肉)と弱い部分(筋肉)にわかれてきますよね。
動員される筋肉が限られるマシントレーニングよりもスクワットやデッドリフトといった複合的な動きであるフリーウェイトトレーニングでそれはより顕著に出る可能性が高いことが考えられます。
すべての筋肉が強い(高い筋力発揮ができる)という超人的なレベルになれば別ですが、大抵の人はそうではないはずです。
弱い筋肉がはっきりしたうえで、その部位が弱いがために何か支障をきたしているようであれば、その部位をしっかり強化し改善する必要があるのは当たり前です。
しかし、一方で
強い筋肉がはっきりしている場合、それはそれで自分の強みだということで手放しで喜んでいていいのかと言えば、そうではなくちょっと注意が必要かもしれませんよ。
というのが今回の内容です。
ではさっそく、なぜ注意が必要なのか?ですが、
基本的に身体は強い部位を優先的に使う
からです。
?それの何が良くないの?当たり前じゃない??
と思われるかもしれませんが、まぁ続きを聞いてください。
強い部位と弱い部位が出てきた背景には色んな要因が考えられると思います。
・身体的特徴
・これまでやってきたスポーツやトレーニング種目からの影響
・生活やトレーニングの環境
など...
そういった要因が原因となり、徐々に強弱が分かれていったと思われますが、複合的な動きの中で強い箇所が優先的に使われているとすると、その部位が優先的に強くなるのは当然のことであり、特別悪いことでもないように思えます。
しかし、ちょっとこういう風に言い方を変えてみると感じ方が変わるかもしれません。
「強くならざるをえなかった。」
どうでしょうか?
なんか一気に悲愴感あふれませんか?笑
ちょっとイメージ掴みづらいかもしれないので、例えを出してみましょう。
社長と数人の社員からなる会社があったとします。
景気が良くどんどん仕事の案件が舞い込んでくる中で、残念ながらほとんどの社員は効率が悪く能無し社員でありながら一人だけ優秀な社員がいたとします。
忙しいので、社長はもちろんその優秀な社員に仕事を任せがちになってしまいます。
どんどん仕事を任される中で、そのもともと優秀だった社員はメキメキ仕事をこなし、さらにどんどん成長していきます。
しかし、能無し社員はその優秀な社員に頼りきりでなかなか成長しません。
果たして、この優秀な社員はいつまでもつでしょうか?
どこまでも成長し続けられればいいですが、やはり一人でこなすには限界があり、いずれ倒れてしまうことでしょう...
これは筋肉や身体に例えると、肉離れや、靭帯損傷などの傷害ということになります。
優秀な社員(強い筋肉)が存在すること自体悪いことではありません。
しかし、そこに頼りきりで他の社員(筋肉)の成長がなければ、倒れる(傷害)リスクは高くなる一方である可能性があるということです。
強い筋肉があるということは、同時にその部位に頼った動きになることを予想する必要があり、その点を考慮せずにトレーニングを進めていくことで、全体的なボトムアップができない状況に陥ることになるかもしれません。
こういう考えのもとでは、よく痛める部位があったとして、痛めた部位が弱いと思われがちですが、実は逆に強いのに他が弱すぎるがために結果としてその部位が損傷してしまっているだけで、その部位自体が原因ではないということも考えられるのです。
腰をよく痛める場合、腰が弱いから
ハムストリングをよく痛める場合、ハムストリングが弱いから
ではない場合もあるということですね。
では、強い部位(優秀な社員)に頼りっきりにならないためにはどうすればいいのでしょうか?
それにはいくつか対処法があります。
まず、一つ目ですが
弱い筋肉に焦点を合わせる。
です。
強い部位にとっては多少物足りない重量だとしても、他の弱いであろう部位にとって丁度いい重量に設定することで、弱い部位にしっかりアプローチしていきます。
重量設定の他にも色んなアプローチ方法があるかと思います。
つまり、能無し社員でもこなせるまで仕事のレベルを落とすということですね。
二つ目は、
弱い部位を局所的に鍛える
です。
スクワットやデッドリフトといった複合的な動きであるフリーウェイトトレーニング種目では、いくら弱い部位に焦点を合わせたとしても限界があることも予想できます。
そういった場合は複合的な動きの中ではなく、マシントレーニングなどを活用し弱い部分にダイレクトにアプローチするのも一つの手です。
(これに関してはコチラも参考に。)
能無し社員は一斉に研修合宿にぶち込みましょう。
このような対処をするにあたり、
どの筋が強く、どの筋が弱く、またそうなった原因はなんなのかをまずはしっかり見極めることが重要ですね。
それには日々社員たちの動きをしっかり見ておく必要があり、見捨てないことが大前提です。
筋肉は変えがきかないのですから、育てるしかない....
強みは強みとして伸ばし、弱みはしっかり補強していく
というのは基本的な考えでよいかと思いますが、なぜ強みになったのか?というところも考えることで防げる負担や傷害もあるかもしれませんし、よりよいパフォーマンスに繋がっていく可能性があります。
◯◯筋が強い!
というのは必ずしも褒め言葉にならないのかもしれませんね。
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何かスイーツを食べた時の
「コーヒーとの相性バッチリ!」
ってやつ、褒め言葉なんかな?
カテゴリ:
(SHONAN TRAINING DEPT.) 2020年11月30日 16:29
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