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HOME > SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE > トレーニングジムの役割 > ジム外での月間目標をたてるという選択。
SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
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ジム外での月間目標をたてるという選択。
トレーニングをする施設と言っても、世の中には様々なスタイルのものがあります。
とても大まかに分けると、
①大手フィットネスクラブ
②パーソナルトレーニングジム
です。
①は所謂筋トレだけではなく、プールがあったりエアロビクスなどのスタジオレッスンもある大型の会員制クラブである事が多く、最近流行のワードで言えばサブスクリプション型の施設です。
②はトレーニング指導者と基本的にマンツーマン(又は少人数グループ)でのトレーニングをするような施設です。
①と②にはそれぞれの特徴があり、メリットもあればデメリットもあります。
今回はその中でも②を選択したときに注意しなければならない点と、それに対する対応策を紹介します。
パーソナルトレーニングジムはプロのトレーニング指導者とのマンツーマンを基本としたトレーニングを受ける事が出来るため、普通のフィットネスクラブに行って自己流でトレーニングするよりも質の高いトレーニングを最初からでき、それにともない比較的早い段階で効果も実感できるため続けやすいというメリットがあります。
しかし、その一方で「主体性」という面では①に通っているような人よりも劣ってしまう可能性を高く秘めています。
①では良くも悪くもプロのトレーニング指導者がつくことは基本的にはなく、フィットネスクラブに行く日も自分で決めますし、自分でトレーニングをしたりプールに行ったり、好きなスタジオレッスンに参加したりしますが、②ではトレーニングをするときは予約をし、毎回トレーニング時には指導者がつきます。
そして、トレーニング指導者とのトレーニングは確かに質が高く、効果を実感できるトレーニングになるはずなのですが、その時だけとなってしまいやすいのです。
トレーニングをする目的は人それぞれですが、多くの場合は質の高いトレーニングをする事はその目的を達成する為の必須条件の一つであるという範疇を超えません。
つまり、質の高いトレーニングは絶対的に重要ですが、それだけでは不十分であり、自分自身で生活習慣を見直す事が必要な事が多々起こります。
もちろん、気のきくトレーニング指導者であればトレーニングの時だけではなく、その人が生活の中で改善するべき点をしっかり伝えることもするはずです。
しかし、トレーニングを受けている時は頑張るけど、その時だけになってしまっている方は少なくないのではないでしょうか?
自分の身体の事やトレーニングに対してなかなか「主体性」をもてない。
これは②を選択する上で、起こり得る注意点だと私は思っています。
だからこそ、当ジムでは慣れてきた方に対してトレーニングの強度設定を自分自身でやってもらったりしていますが(ハードル高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、メチャメチャ優しく教えるので心配いりません。笑)、それでもトレーニングを受けているその時だけということに変わりはありません。
では、日常生活の中でずっとトレーニングの事を考えてなきゃいけないのか?と言われれば
もちろん、そんなことはありません。
それは一部の人たちだけでいいでしょう。笑
しかしながら、トレーニングをする、つまり身体を動かすという事は食べる事や休む事など生活習慣自体と深く関わってくる事なのです。
トレーニングを受けている、している、その時だけではなくトレーニングジムの外でも気をつけて欲しい、意識して欲しいことがあります。
それがほんの少し出来るだけで、トレーニングを受けている時間自体もさらに有意義なものにもできるんです。
ただ、そうしてもらうにはどうすればいいのか?
と考えていたのですが、東白楽にあるパーソナルトレーニングジム S&Yフィットネスさんが面白い取り組みをしてらっしゃいました。
月ごとの目標を一つ決めて、会員さんにチャレンジしてもらうというものです。
S&Yフィットネスさんのインスタグラムをみていただければわかりますが、
・朝食に野菜を食べよう!!
・シュガーフリーについて知ろう!!
といった、特別難しくはないけど生活に寄り添った、且つトレーニングジムの外で自主的に意識しないと達成できないちょうどいい目標です。
これはいい!と思い、早速連絡し真似する許可をいただきました。笑
(S&Yフィットネスの大工さんはトレーニング指導者仲間であり、私が最近始めたCrossfitの大先輩でもあります。)
月ごとの目標をたてること自体はありきたりで、良く聞く話ですが、ここで大事なのはちょうどいい加減です。
難しかったり、ハードルの高いものは続きません。
主体性をちょっともてば出来ること。
というわけで、SHONAN TRAINING DEPT.の3月のチャレンジは写真の通り、
「免疫力とは何か?」
を自分で調べてみる事です。
今の状況にもってこいなんではないでしょうか。
私自身が免疫力について、お客さんに伝える事は簡単です。
しかし、それではやはりその時だけという範疇を超えません。
トレーニングジムの外で、私との会話以外で、自分で、というのがとても重要なんです。
また、この問いの質も大事だと思っています。
「免疫力を高める為には?」
「免疫力をつける食べ物は?」
ではダメなんです。
免疫力を高くしましょう、〇〇は免疫力を高めます、など当たり前のように使われ、良く聞く免疫力というもの自体がなんなのか?
それを調べてみる事が大事です。
例えば、目標を
「免疫力をたかめる食材をとりましょう」
「免疫力を高めるビタミンをとりましょう」
にしてしまうと、確かにそういう食材を積極的に摂るようになるかもしれませんが、それで免疫力が高まるかと言えばおそらく高まりません。
それは何故か?
そして、こんな状況だからと言って家に引きこもることが得策なのか?
ということもわかります。
是非、調べてみて下さい。
そして、3月いっぱい出来る事から実行してみてください。
ハードルを高く設定する必要はありません。
調べる事もほんの5分程度で十分です。
この月ごとの目標は、当ジムに来て下さっている方に対して、こういう目標がいいなと思ったものを私が独断と偏見で設定致します。笑
様々なスタイルがあるトレーニング施設。
全てを兼ね備えた完璧なものはありません。
それぞれの特徴を理解し、足りない部分を補う姿勢が重要です。
そして、それこそが完璧ではないトレーニングジムの役割の一つなんではないかと考えています。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
目標を書く看板を作るに当たり、一度使ってみたかった黒板塗料を使えました。
満足です。
とても大まかに分けると、
①大手フィットネスクラブ
②パーソナルトレーニングジム
です。
①は所謂筋トレだけではなく、プールがあったりエアロビクスなどのスタジオレッスンもある大型の会員制クラブである事が多く、最近流行のワードで言えばサブスクリプション型の施設です。
②はトレーニング指導者と基本的にマンツーマン(又は少人数グループ)でのトレーニングをするような施設です。
①と②にはそれぞれの特徴があり、メリットもあればデメリットもあります。
今回はその中でも②を選択したときに注意しなければならない点と、それに対する対応策を紹介します。
パーソナルトレーニングジムはプロのトレーニング指導者とのマンツーマンを基本としたトレーニングを受ける事が出来るため、普通のフィットネスクラブに行って自己流でトレーニングするよりも質の高いトレーニングを最初からでき、それにともない比較的早い段階で効果も実感できるため続けやすいというメリットがあります。
しかし、その一方で「主体性」という面では①に通っているような人よりも劣ってしまう可能性を高く秘めています。
①では良くも悪くもプロのトレーニング指導者がつくことは基本的にはなく、フィットネスクラブに行く日も自分で決めますし、自分でトレーニングをしたりプールに行ったり、好きなスタジオレッスンに参加したりしますが、②ではトレーニングをするときは予約をし、毎回トレーニング時には指導者がつきます。
そして、トレーニング指導者とのトレーニングは確かに質が高く、効果を実感できるトレーニングになるはずなのですが、その時だけとなってしまいやすいのです。
トレーニングをする目的は人それぞれですが、多くの場合は質の高いトレーニングをする事はその目的を達成する為の必須条件の一つであるという範疇を超えません。
つまり、質の高いトレーニングは絶対的に重要ですが、それだけでは不十分であり、自分自身で生活習慣を見直す事が必要な事が多々起こります。
もちろん、気のきくトレーニング指導者であればトレーニングの時だけではなく、その人が生活の中で改善するべき点をしっかり伝えることもするはずです。
しかし、トレーニングを受けている時は頑張るけど、その時だけになってしまっている方は少なくないのではないでしょうか?
自分の身体の事やトレーニングに対してなかなか「主体性」をもてない。
これは②を選択する上で、起こり得る注意点だと私は思っています。
だからこそ、当ジムでは慣れてきた方に対してトレーニングの強度設定を自分自身でやってもらったりしていますが(ハードル高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、メチャメチャ優しく教えるので心配いりません。笑)、それでもトレーニングを受けているその時だけということに変わりはありません。
では、日常生活の中でずっとトレーニングの事を考えてなきゃいけないのか?と言われれば
もちろん、そんなことはありません。
それは一部の人たちだけでいいでしょう。笑
しかしながら、トレーニングをする、つまり身体を動かすという事は食べる事や休む事など生活習慣自体と深く関わってくる事なのです。
トレーニングを受けている、している、その時だけではなくトレーニングジムの外でも気をつけて欲しい、意識して欲しいことがあります。
それがほんの少し出来るだけで、トレーニングを受けている時間自体もさらに有意義なものにもできるんです。
ただ、そうしてもらうにはどうすればいいのか?
と考えていたのですが、東白楽にあるパーソナルトレーニングジム S&Yフィットネスさんが面白い取り組みをしてらっしゃいました。
月ごとの目標を一つ決めて、会員さんにチャレンジしてもらうというものです。
S&Yフィットネスさんのインスタグラムをみていただければわかりますが、
・朝食に野菜を食べよう!!
・シュガーフリーについて知ろう!!
といった、特別難しくはないけど生活に寄り添った、且つトレーニングジムの外で自主的に意識しないと達成できないちょうどいい目標です。
これはいい!と思い、早速連絡し真似する許可をいただきました。笑
(S&Yフィットネスの大工さんはトレーニング指導者仲間であり、私が最近始めたCrossfitの大先輩でもあります。)
月ごとの目標をたてること自体はありきたりで、良く聞く話ですが、ここで大事なのはちょうどいい加減です。
難しかったり、ハードルの高いものは続きません。
主体性をちょっともてば出来ること。
というわけで、SHONAN TRAINING DEPT.の3月のチャレンジは写真の通り、
「免疫力とは何か?」
を自分で調べてみる事です。
今の状況にもってこいなんではないでしょうか。
私自身が免疫力について、お客さんに伝える事は簡単です。
しかし、それではやはりその時だけという範疇を超えません。
トレーニングジムの外で、私との会話以外で、自分で、というのがとても重要なんです。
また、この問いの質も大事だと思っています。
「免疫力を高める為には?」
「免疫力をつける食べ物は?」
ではダメなんです。
免疫力を高くしましょう、〇〇は免疫力を高めます、など当たり前のように使われ、良く聞く免疫力というもの自体がなんなのか?
それを調べてみる事が大事です。
例えば、目標を
「免疫力をたかめる食材をとりましょう」
「免疫力を高めるビタミンをとりましょう」
にしてしまうと、確かにそういう食材を積極的に摂るようになるかもしれませんが、それで免疫力が高まるかと言えばおそらく高まりません。
それは何故か?
そして、こんな状況だからと言って家に引きこもることが得策なのか?
ということもわかります。
是非、調べてみて下さい。
そして、3月いっぱい出来る事から実行してみてください。
ハードルを高く設定する必要はありません。
調べる事もほんの5分程度で十分です。
この月ごとの目標は、当ジムに来て下さっている方に対して、こういう目標がいいなと思ったものを私が独断と偏見で設定致します。笑
様々なスタイルがあるトレーニング施設。
全てを兼ね備えた完璧なものはありません。
それぞれの特徴を理解し、足りない部分を補う姿勢が重要です。
そして、それこそが完璧ではないトレーニングジムの役割の一つなんではないかと考えています。
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目標を書く看板を作るに当たり、一度使ってみたかった黒板塗料を使えました。
満足です。
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(SHONAN TRAINING DEPT.) 2020年3月 2日 11:48
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