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SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE
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"フィジカル革命"の本質とは?
先日、テレ東の 追跡LIVE!SPORTSウォッチャーという番組で、いわきFCの特集をやっていました。
いわきFCといえば、日本のサッカー界では珍しいフィジカル推しで有名なチームです。
番組の特集でもやっていましたが、ウェイトトレーニングを徹底し、おそらく他のチームよりも優先順位を高い位置にもってきているようです。
ボールをつかった練習よりもトレーニングに時間を割いているという内容のものでした。
こういった事をやっているチームを見て、トレーニングを指導する立場にある者としては嬉しく思います。
日本のサッカー界には、体幹トレーニングやファンクショナルトレーニングといわれるものに対して、まだまだ適切な体系化されたウェイトトレーニングは普及しておらず、いわきFCのようにがっつりトレーニングをして筋力や筋肉量を増やすという考え方はまだまだ一般的にはなっていないように感じます。
そういった現状にあって、風穴をとおすようなやり方をしているいわきFCは目を引くものがあります。
しかしその反面、微妙だなぁと思ってしまいます。
そう思う理由には、ウェイトトレーニングをやる目的にあります。
アスリートがウェイトトレーニングをやる目的は何といっても「勝利」に近づく為です。
その為に、主に以下の2つの役割がウェイトトレーニングにはあります。
①パフォーマンスアップ(競技能力向上)
②傷害予防の可能性向上
①に関しては、
走る、跳ぶ、投げる、などのアスリートにとって必要な基礎的な動作を筋力やパワーを向上させる事でアシストすることです。
②に関しては、
ハードな練習や試合において、少しでもケガをする可能性を減らす事です。
アスリートにとって、ケガは一番避けたいものといっても過言ではないはずです。
筋力が弱いよりも強い事で、防げるものがあります。
①にしても②にしても、やはりキーワードは「筋力」であり、その筋力がアスリートにとってポジティブな影響をもたらしてくれる、それがウェイトトレーニングの役割です。
①と②のどちらも重要ですが、その中でも②の位置づけが最重要だと個人的には感じています。
アスリートにとって、一番重要なのは練習(競技練習)そのものです。
ウェイトトレーニングは選手の技術を向上してくれません。
サッカーで言うなら、
パスをうまくしてくれません。
トラップをうまくしてくれません。
シュートをうまくしてくれません。
それらをうまくしてくれるのは、練習に他なりません。
もちろん、ウェイトトレーニングで培った筋力が、それらの技術に対して何らかの恩恵を与えてくれることは十分考えられますが、ウェイトトレーニングだけでは不可能でしょう。
あくまでもウェイトトレーニングは練習をしっかり出来るだけの身体をつくるものであり、練習にかわって主役とは基本的にならないものです。
練習とウェイトトレーニングとの関係性。
いわきFCの今回の特集を見る限り、その関係性がどうなんだろうかと....
そこが、微妙だなぁと感じたところです。
とは言っても、
ただ番組の特集を見ただけで、詳しい内情を知っているわけでもありませんので、それだけで何も判断はできません。
いい加減な事も言えませんし、批判する気ももちろんありません。
ただ、個人的にはウェイトトレーニングには役割があり、それだけではもちろん限界があります。
ウェイトトレーニングの役割を見誤ってしまうと、トンデモ理論に発展してしまい危険ですらあります。
今後もいわきFCには注目していきたいです。
サッカー界にとっても良い意味でウェイトトレーニングのあり方が広まっていってくれると良いなと思っています。
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それにしてもいわきFCのトレーニングルームが充実している....
いわきFCといえば、日本のサッカー界では珍しいフィジカル推しで有名なチームです。
番組の特集でもやっていましたが、ウェイトトレーニングを徹底し、おそらく他のチームよりも優先順位を高い位置にもってきているようです。
ボールをつかった練習よりもトレーニングに時間を割いているという内容のものでした。
こういった事をやっているチームを見て、トレーニングを指導する立場にある者としては嬉しく思います。
日本のサッカー界には、体幹トレーニングやファンクショナルトレーニングといわれるものに対して、まだまだ適切な体系化されたウェイトトレーニングは普及しておらず、いわきFCのようにがっつりトレーニングをして筋力や筋肉量を増やすという考え方はまだまだ一般的にはなっていないように感じます。
そういった現状にあって、風穴をとおすようなやり方をしているいわきFCは目を引くものがあります。
しかしその反面、微妙だなぁと思ってしまいます。
そう思う理由には、ウェイトトレーニングをやる目的にあります。
アスリートがウェイトトレーニングをやる目的は何といっても「勝利」に近づく為です。
その為に、主に以下の2つの役割がウェイトトレーニングにはあります。
①パフォーマンスアップ(競技能力向上)
②傷害予防の可能性向上
①に関しては、
走る、跳ぶ、投げる、などのアスリートにとって必要な基礎的な動作を筋力やパワーを向上させる事でアシストすることです。
②に関しては、
ハードな練習や試合において、少しでもケガをする可能性を減らす事です。
アスリートにとって、ケガは一番避けたいものといっても過言ではないはずです。
筋力が弱いよりも強い事で、防げるものがあります。
①にしても②にしても、やはりキーワードは「筋力」であり、その筋力がアスリートにとってポジティブな影響をもたらしてくれる、それがウェイトトレーニングの役割です。
①と②のどちらも重要ですが、その中でも②の位置づけが最重要だと個人的には感じています。
アスリートにとって、一番重要なのは練習(競技練習)そのものです。
ウェイトトレーニングは選手の技術を向上してくれません。
サッカーで言うなら、
パスをうまくしてくれません。
トラップをうまくしてくれません。
シュートをうまくしてくれません。
それらをうまくしてくれるのは、練習に他なりません。
もちろん、ウェイトトレーニングで培った筋力が、それらの技術に対して何らかの恩恵を与えてくれることは十分考えられますが、ウェイトトレーニングだけでは不可能でしょう。
あくまでもウェイトトレーニングは練習をしっかり出来るだけの身体をつくるものであり、練習にかわって主役とは基本的にならないものです。
練習とウェイトトレーニングとの関係性。
いわきFCの今回の特集を見る限り、その関係性がどうなんだろうかと....
そこが、微妙だなぁと感じたところです。
とは言っても、
ただ番組の特集を見ただけで、詳しい内情を知っているわけでもありませんので、それだけで何も判断はできません。
いい加減な事も言えませんし、批判する気ももちろんありません。
ただ、個人的にはウェイトトレーニングには役割があり、それだけではもちろん限界があります。
ウェイトトレーニングの役割を見誤ってしまうと、トンデモ理論に発展してしまい危険ですらあります。
今後もいわきFCには注目していきたいです。
サッカー界にとっても良い意味でウェイトトレーニングのあり方が広まっていってくれると良いなと思っています。
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それにしてもいわきFCのトレーニングルームが充実している....
カテゴリ:
(SHONAN TRAINING DEPT.) 2019年2月11日 23:14
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