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筋肉痛が教えてくれること

筋肉痛...
煩わしいですよね。

運動をして損傷した筋繊維が炎症をおこすことで筋肉痛になるとされていますが、筋肉痛になるメカニズムをはっきりさせるにはまだ研究を続ける必要があるようです。

何にせよ、ある程度の強度・量でトレーニングを実施すると筋肉痛になるわけですが、悪いことだけではありません。
筋肉痛は正直で、そこから学べることもあります。

例えば、臀部の筋トレをした後に臀部の筋肉痛になったとしましょう。
なった方はわかると思いますが、臀部の筋肉痛はやっかいです。

歩く時は、あまり歩幅をとりたくありませんし、
イスから立ち上がる時は、極力腕を使いたくなりますし、
逆に座る時も、どこかにつかまりながら座りたくなります。
階段の昇り降りなんてもってのほか。

なぜ、このようなことが起こるのか。
それは
歩幅を大きくして歩くとき、
イスから立ち上がるとき、
イスに座るとき
階段を昇り降りするとき、

臀部が痛いからです。
つまり、臀部の筋肉を使っているからです。

これは何を意味しているかと言うと、
臀部の筋肉が衰えたりなどして、筋力がなくなったときに

歩く歩幅が小さくなります。
イスから立ち上がる時や座る時、どこかにつかまったり杖に頼ったりします。
階段は手すりなしでは昇り降りするのが困難になります。

ということを意味しています。
もちろん、これらの動作は臀部の筋肉だけではなく、他にも色んな筋肉が関与しています。
ですが、人間は複合的な動きをするために色んな筋肉を協調させながら動いています。
どこかの筋肉が弱くなり、筋力が不足すれば、自然とそこを補うような動作に変わります。

臀部だけではなく、大腿部、下腿部など下半身全般の筋力がその動作を遂行するために必要とされる筋力を発揮出来なくなれば、腕などの上半身の力に頼らざるをえなくなるということです。

出来るだけそうならない為に、
より長く日常生活を
より長くスポーツやアクティビティを
楽しむ為に「トレーニング」というものがあります。

トレーニングには色んな種目があります。
臀部を鍛える種目
大腿部を鍛える種目
肩を鍛える種目
腕を鍛える種目
背中を鍛える種目
腰を鍛える種目
腹筋を鍛える種目.....

それらの種目を正しく実施できた時にやってくる「筋肉痛」
それはその部位の筋肉がちゃんと動いてくれなくなったときに、
こういう動きになるんだぁ
こうしたくなるんだぁ
これしたくなくなるんだぁ
ということを教えてくれます。

適度な筋肉痛はねらった部位を鍛えられているという確認にもなります。

というわけで、
筋肉痛にならなければ意味ないというわけではないですし、筋肉痛にさえなっていればOK!というものでもありませんが、
筋肉痛になったら、「よしよし!」と思いながらニヤけながら手すり使って階段上りましょう。
(※手すり使いながら階段のぼらなきゃいけないほどの筋肉痛には基本的にはならないので、ご安心を...)


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そしてしっかりとした栄養管理、睡眠は回復を早めます。
自己管理を怠り、筋肉痛をムダに長引かせないようにしましょう!





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